三神日

日本橋の昼休みで福島を楽しもう「日本橋ふくしま館MIDETTE-ミデッテ-」|東京・三越前・日本橋・三越前

ふくしま館MIDETTE-ミデッテ-の外観

新日本橋にある福島のアンテナショップへGO!

こんにちは。魅力技研です。今回は三神日シリーズ、今回は日本橋の昼休みで福島を楽しもうということで、福島県のアンテナショップ「日本橋ふくしま館MIDETTE-ミデッテ-」に訪問した体験について書きます。

新日本橋駅近く、みずほ銀行の隣にある日本橋ふくしま館。

画面右奥みずほ銀行の隣に福島館があります。
画面右奥みずほ銀行の隣に福島館があります。

木で装飾された建物は近づくと、結構存在感があるんです。ふくしまの「ふく」の部分が朱色の丸で囲まれてます。「ふく」を「福」とかけているのでしょうか。なんだか縁起が良さそうですね。

木で装飾された外観はナチュラルな雰囲気
木で装飾された外観

店内は福島の特産品が並んでいるショーケースや工芸品が並べてある棚があります。魅力技研の他にも結構な数のお客さんが店内を見てました。客層はどちらかと言うと観光っぽい方が多いかな。平日の昼間なのに賑わっているのだと意外に思いました。

日本酒が置いてあったり、自宅で有名店のラーメンが食べられるセットなど興味をそそられるアイテムが置いてますね。喜多方ラーメンを横目にしながら店内奥の食事スペースに進みます。

飲食スペースの手前に注文と会計をするところがあります。
老麺まるやの喜多方ラーメン(770円)を注文します。お会計を済ませると番号札をくれました。呼ばれたら取りに行くフードコートのような仕組みなのですね。

座席は新型コロナウイル対策で向かい合わせにならないよう、また隣との間隔も開けるような配置になっていました。1人で行くのにはぴったしですね。食事スペースには1体の大きな赤べこがいました。この赤べこも感染症対策でしょうか。マスクをつけています。かわいいですね。お互い感染しないように気をつけましょう。

マスクをした赤べこ
マスクをした赤べこ

席で座っていると僕の番号が呼ばれました。ラーメンを取りに行きます。席までこぼさないように運びます。

老麺まるやの「喜多方ラーメン」

お待ちかねの老麺まるやの喜多方ラーメンは見た目は中華蕎麦って感じの醤油ラーメンみたい。
魅力技研は初めて今回喜多方ラーメンを食べます。楽しみです。
具はチャーシュー、めんま、ねぎ、なるとが乗っています。シンプルで絵に描いたラーメンみたいです。

老麺まるやの「喜多方ラーメン」
老麺まるやの「喜多方ラーメン」

まずはスープを飲んでみます。醤油ベースであっさりしているのですが、同時にふくよかな風味を感じます。出汁には豚や鶏、魚介、野菜などを組み合わせているそうです。このふくよかな感じは合わせ出汁によるものなのですね。麺をすする度にふくよかな香りが口の中に入ってきます。ネギの青っぽい香りもこのスープによく合います。

麺はやや平たくもちもちしていた印象です。

麺はやや平たいです。

そしてチャーシューが美味しかったんです。チャーシューの豚バラ肉は脂の癖がなく、醤油の味が染み込んでいます。正直チャーシュー麺にすればよかったと後悔する位美味しいです。

醤油の味が染み込んだチャーシュー
醤油の味が染み込んだチャーシュー

初めての喜多方ラーメン、中華蕎麦のような見た目とは裏腹に、ふくよかなスープが癖になる素敵なラーメンでした。
御馳走様でした。

ちなみにミデッテに来るといつでもまるやの喜多方ラーメンが食べられると言う訳ではなく、期間限定で福島のお店が交代で出店しているそうです。次回行く時はどんなお店が出店しているのか楽しみです。


店内を散策します

ラーメンを食べ終わり、ついでに店内を歩いてみます。なんだか旅行でお土産屋に入った気分です。こんなにワクワクと楽しい気持ちになるとは思わなかったです。昼休みになんちゃって福島トリップです。

超濃厚!酪王やさしいカフェオレ

店内を見ていてお酒やラーメンも気になったのですが、カフェオレを買ってみました。「酪王やさしいカフェオレ」初めて目にしました。

酪王やさしいカフェオレを購入

実はこのカフェオレはこの後、魅力技研史上、最高のカフェオレになります。

帰り道ストローを挿して飲みながらオフィスに戻ります。
飲んでみると驚くのがミルクの濃さ。甘くて濃厚なミルクの味、まるで生クリームとコーヒーを混ぜたようなイメージです。このミルク感たまらないですね。パックには生乳50%以上使用と書いてます。

ちなみにノンカフェインです。昼食後の覚醒効果は見込めません。パックの説明書きを読むとノンカフェインは40周年を記念して登場した新シリーズらしいです。40年も続いてきた味は伊達じゃないですね。

まとめ

福島のアンテナショップ「日本橋ふくしま館MIDETTE-ミデッテ-」では美味しい福島グルメや名産品などを、東京日本橋にいながら福島に触れることができるおすすめスポットです。
観光でこの付近にいらっしゃった方は勿論、このあたりで働かれている方も昼休みに訪れて、福島県を楽しんでみるのはいかがでしょうか。


鈴木飯店のつけ麺

また別の日鈴木飯店が出店していました。魅力技研は魚介つけ麺を発注します。

黄色いちぢれ麺は噛むと甘みを感じます。つけ麺のスープはコクのある醤油味。
しっとりしたチャーシューは醤油の足が染み込んでいます。そのまま食べても美味しかったです。

モニターには磐梯山の風景が映し出されています。食べるだけではなく、見ても楽しい福島県。

お店の情報

店名:日本橋ふくしま館MIDETTE-ミデッテ-
住所:東京都中央区日本橋室町4-3-16柳屋太洋ビル1階
最寄駅:銀座線・半蔵門線「三越前」から徒歩約3分、JR「神田」徒歩約5分、JR「新日本橋」から徒歩約1分

瀬戸内の魚と沢山の野菜 檸檬食堂のベジボウル|東京・日本橋

檸檬食堂のサラダボウル

三越前・神田・日本橋の魅力をお伝えるする三神日シリーズ。今回はヘルシーで美味しいランチを食べられるお店「檸檬食堂」を紹介します。

沢山の誘惑がある日銀通り

都道407号線を挟み神田駅寄りの日銀通りにはご飯屋が沢山。ランチ時にお店の前で店員さんが呼び込みをしています。この通りを歩くとどのお店に入るか、もしくはお弁当を買うか非常に迷います。
そうして迷っている内に日銀通りから一本入った路地にあるお店「檸檬食堂」に辿り着きました。
檸檬をモチーフにした看板、爽やかでかわいいですね。呼び込みのお兄さんも爽やか。良さげです。行ってみましょう。

レモンが可愛い外観

お店は開放感のあるカフェ風。奥の座席に通してもらいました。
メニューを見るとベジボウルが「檸檬食堂」の名物だそうです。メニューには毎日直送される鮮魚をマリネにしてサラダ感覚のヘルシーランチと書いてあります。どうやらご飯の上にサラダが乗っているみたいです。美味しいのでしょうか。一体サラダとご飯は調和するのでしょうか。
また名物ベジボウル以外にも、塩レモンタルタルソースチキン南蛮プレート、ひな鶏のレモンマリネ焼きプレートなどのメニューもありますね。
どれも美味しそうですが、名物のベジボウルを発注します。ベジボウルは3種類。お魚を使ったベジボウル、ハンバーグタコライスのベジボウル、カオマンガイのベジボウルとあります。ここは瀬戸内鮮魚のベジボウル(980円)を頼みます。食後はコーヒーが付くらしい。コーヒー付きの魅力技研にとっては嬉しいです。

気になるベジボウルの味は?

野菜が沢山摂れそう。ご飯隠れてます。

ベジボウル届きました。見た目がめっちゃサラダです。細かく刻まれたレタスやニンジン、豆などの沢山の野菜、その上にソースが絡めてある刺身が乗っています。その下にご飯が隠れています。
ポテトサラダとスープもセットで付いてくるのですね。それにしてもご飯の上に野菜を乗せて食べる習慣がない魅力技研にとってベジボウルの見た目が衝撃的です。

どんな味がするのか、食べてみます。食べてみると分かるのですが、あれ、ご飯と野菜が不思議と合います。ボウルのどの部分を救っても細かく刻まれた野菜とご飯がしっかりと混ざるんです。また野菜とご飯をマリネされたお魚がしっかりとまとめる役割を果たしています。

また、ご飯にはレモンライスを使用しているそうです。色はほんのり黄色です。レモンの風味はしません。

マリネソースはニンジンが使われているような感じがします。間違っていたらごめんなさい。甘じょっぱいマリネソースがお魚に合うのは勿論、ご飯と野菜にもぴったりです。シャキシャキ野菜は食べていても楽しい。
白身魚だと思うのですが、上に乗っているお魚は何でしょうか。最初ヘルシーな見た目から物足りないのかななんて思っていたのですが、この予想は大外れ。食べていくうちにしっかり満足感がありました。

後ほど店員さんにお魚について訊くとメジナというお魚だったそうです。また産地直送のお魚は日によって異なることがあるということも聞きました。つまり、前回行った時と異なるサラダボウルになるかもしれないということです。また行くのが楽しみになる情報です。瀬戸内のお魚美味しいのですね。

ポテサラもスープも美味しい

クリーミーなポテサラ

次にセットでついていたポテトサラダを紹介します。
一口食べてみるとそのクリーミーさに驚きます。美味しい。ホクホクというよりはしっとりとしたポテサラです。そしてクリーミー感の中に薫製の香ばしい香りがします。最初ベーコンの香りだと思ったのですが、違いました。スモークサーモン由来だと思われます。いい組み合わせです。

そして檸檬食堂らしいなと感じたのがスープ。

レモンを優しく感じるスープ

ベースはコンソメなのですが、優しく檸檬を感じるのです。コンソメを後押しするレモンの風味。新感覚です。爽やかで心地よいです。

全部食べたらお腹いっぱいになりました。大満足です。いやー、生野菜とご飯って合うのが発見だったなあ。
食後のコーヒーでゆったりします。せわしいビジネス街にゆったりと流れる時間。英気を養います。しかし、時間は残酷で刻一刻と昼休憩の終わりが近づくのです。さあ、もう一仕事しますか。お店を後にします。ご馳走様でした。

まとめ

野菜沢山摂りたい。でも満足感も譲れないという方におすすめお洒落な食堂「檸檬食堂」でした。

お店の情報

店名:SETOUCHI檸檬食堂
住所:東京都中央区日本橋本石町4-4-13 朝日ビル別館1F
最寄駅:JR「新日本橋」から徒歩約3分、JR・銀座線「神田」から徒歩約4分、半蔵門線・銀座線「三越前」から約4分

神田駅ランチで美味しい「は満寿司」がお手頃でおすすめ|東京・神田

神田は満寿司のちらし寿司

三神日シリーズ、今回は寿司だ!

三越前、神田、日本橋エリアの魅力を研磨し発信する三神日シリーズ。
今回は神田駅近くにあるお寿司屋さん「は満寿司」を紹介します。
は満寿司はランチでリーズナブルな価格で美味しいお寿司を食べることができます。非常におすすめなので紹介いたします。

神田駅周辺でいい感じのお寿司屋を発見

お寿司屋を発見
お寿司屋を発見(どうして今まで素通り?)

神田駅の線路の下には多くのお店がある。この近くでご飯を探そうと思うと、和食に中華に洋食、エスニックとジャンルが豊富で選びたい放題。
しかし、種類が多すぎる。それ故に中々決めにくい。この日のお昼も飲食店がずらりと並ぶ通りを見ていて、悩んでいた。そして一見のお寿司屋を見つけた。何度もこの道は通ったことあるけど、こんなお店あったっけ?ってそんなくらいひっそりとしている。看板見ても暖簾を見てもなんて読むのか分からない。

何て読むのか(後ほどの調査では満寿司と判明。待ち合わせはしにくい)
何て読むのか(後ほどの調査では満寿司と判明。待ち合わせはしにくい)

何だか本格っぽくて敷居が高そうだ。
看板に目をやるとランチメニューが書いてある。握り寿司やちらし寿司の写真が載っている。わあ、高いんだろうなと思って更に見ると価格が書いてあって800円。本当にこんなに美味しそうなお寿司が800円で食べれるのか。

800円の寿司屋のランチ。築地直送って書いてる。期待。
800円の寿司屋のランチ。築地直送って書いてる。期待。

三神日エリアには高くて美味しいお寿司屋は沢山あるけど、気軽には行きにくい。しかし、800円で美味しいお寿司が食べられるとしたら、それは大発見だ。年季の入った暖簾をくぐり、お店の中へ入った。

本格的なお寿司屋さんの雰囲気

お店の中に入ってみるとザ・お寿司屋って感じ。カウンター席とテーブル席どちらもあるカウンターには職人さんが2人居て、お寿司を握っている。
わあ、本格的だ。何だか、大人になった気分だよ。勿論成人で社会人だけど、背筋が伸びるというかしっかりしなければという雰囲気。
お客さんは営業でこの近くを回っていたかのようなビジネスパーソンや年配の女性。そしてお店は結構人が入っていると言ってもいいと思う。
ここは魅力技研が知らなかっただけで人気店なのだろうか。

握り寿司もちらし寿司もある

魅力技研が行った時はちらし寿司と握り寿司の2種類がメニューにあった。正直どっちも食べたい。悩んだがここはちらし寿司をチョイス。ホールの店員さんに発注です。

熱々のお茶(器も激熱だから気を付けて)、テレビから流れるニュース。常連と思しきお客さんと店員さんの会話。ザ・お寿司屋の雰囲気が継続して漂う。
職人さんがシャリを握っている。
そう言えば、職人さんがお寿司を握るところを見ることこれまであまりないな。器から銀シャリを手に取って握ったり、お魚を切ったりする様子を見るのはワクワクする。魅力技研が頼んだのはちらし寿司だから握られるシャリは他のお客さんの。握ってくれる様子を間近で見たら握り寿司にするのも良かったななんて思ったり。美味しかったら、また来て握り寿司を頼もう。

これで800円!?驚きのクオリティ!

待っていると先に小皿でもやしの和物を出してくれた。カウンターでは寿司桶に綺麗に盛り付けられていくチラシ寿司。わー美味しそう。そろそろやってくるかな。店員さんがお味噌汁を先に運んでくれました。そして遂にちらし寿司がやってきました。盛り沢山で見た目も素敵。揃ったところでいただきます。

テンションが上がる寿司
テンションが上がる寿司

まずはお味噌汁を啜ります。これはしじみのお味噌汁。しじみの旨味がぎっしり詰まったお味噌汁。美味しい。いよいよちらし寿司を食べる。手前のイカを食べてみる。するとその身が甘いことに驚かされる。
イカってこれまでの魅力技研の中でのイメージはあっさりつるんと入ってくるような感じで、特別美味いと思って食べたことがなかった。しかし、は満寿司のちらし寿司に載っているイカはねっとり甘みがある。美味しい。イカの概念変わるな。

ネタが沢山載っている
は満寿司のちらし寿司にネタが沢山載っている

次にサーモンやマグロを食べる。サーモンもマグロもそれぞれ素材の味がしっかりしていて、期待を裏切ることのない旨さ。どうしてこれで800円?ご飯が進む。ネタの下に敷かれているシャリも美味しい。ふんわりとしていて食べ心地がいい。どうして家の炊飯器で炊いたご飯とこうも違うのだろう。
蒸し海老もふんわりとしていて美味しい。

実際に食べる前は800円のお寿司って量が少ないとか、美味しくないのではないかと思っていたがそれは間違いだった。食べ進めていくと分かるのだが、かなり食べ応えがあり、味も良い。大満足。自信を持っておすすめできるちらし寿司。

次に卵を食べる。このは満寿司の卵が美味しい。出汁たっぷり型のだし巻きと甘さ重視の厚焼き卵のいいとこ取り。そんな卵焼きでふんわりしていて、甘さと旨さが両立している。美味い。15時のおやつにオフィスに持ち帰りたいくらい。

握りも美味しい

実は何回もは満寿司リピートしていて、わりかし握りランチを頼んでいます。なんか自分の為に職人さんが握ってくれるのが嬉しくて。そして握り寿司もちらし寿司と違わず美味しいです。食べ終わると結構お腹も満たされるんです。

ランチでお寿司という選択肢もアリ

そんなこんなですいすい食べ終えてしまった。とてもいい時間を過ごした気分。
ラーメンとかでも平気で1000円程度する今日。は満寿司を知ると今後寿司とラーメンのどっち取る?と尋ねられたら、は満ずしと答えるかもしれない。言い訳っぽくなるけどラーメンが駄目という訳ではなく、同じ程度の価格で美味しいお寿司が食べられるのなら、お寿司という選択肢もアリという話。ラーメンファンの方を傷つける気持ちは全くなくて。何なら魅力技研もラーメン好きだ。
どうしてもビジネスパーソンのランチはせかせかしがちである。回転率が高いとか、後ろにお客さんが使えているとか、早くオフィスに戻らないといけないとか。そう言った意味でもは満寿司はいい。美味しいし、気持ちもゆったりできる。神田のオアシスだ。

〆にカウンターに置いてあったガリをポリポリ食べる。食べ終わってしまった。午後の仕事のことを考えると、一気に現実に引き戻される。
いっそこのまま、は満寿司で籠城してビール飲んでお寿司頼んで現実逃避したい。まあ、そんな度胸もなく、諦めて会社に戻ることにする。
そうだお会計だ、本当に800円なのか。桁を見落として8000円なんてことはないだろうか。
お会計をするとやっぱり800円。なんてこった。800円でこんな美味しいお寿司が食べられたなんて。アメージング。また来る。

まとめ

神田駅周辺で美味しいお寿司をお手頃な価格で食べたいなと思う方には満寿司はおすすめのお店。
価格から考えられない位お寿司の味がいい。また雰囲気も良い。お寿司屋さんの雰囲気で何だか大人になった気分。そして価格が800円とお手頃。
神田駅には専門学校や大学もあるが学生も来れる価格だと思う。まあ、昼に寿司食ってる学生なんて学生らしくないけど。別に学生が学生気取る必要もないんだ。
まあ、そんなこと語ってる魅力技研が学生を気取るのはもう厳しいんだ。歳も見た目ももろもろ。
次行った時は握りを頼もう。

お店の情報

店名:は満寿司
住所:〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2丁目12−10
最寄駅:JR、東京メトロ銀座線「神田」から徒歩約2分

リバヨンアタックの美味しい麻婆豆腐はラー油で進化する|東京・三越前

リバヨンアタックの麻婆豆腐定食

日本橋・三越前・神田エリアの魅力を研磨し、発信する三神日シリーズ。今回は三越前駅と新日本橋駅に直結する複合施設OVOL内にあるRIBAYON ATTACK(リバヨンアタック)の麻婆豆腐定食が美味しかったのでご紹介します。

ランチにお洒落空間で中華という選択

魅力技研はとある平日のランチ時、お腹を空かせながら、コレド室町付近を歩いているとお兄さんがなんやらビラを配ってました。そのビラをいただくとRIBAYONアタックのビラでした。なるほど!リバヨンアタックの坦々麺を食べたい!と思ってOVOLの中に入っていきました。

OVOLはホテルやオフィスが入っている複合施設でお昼時はOLがグループで利用していたり、サラリーマンがランチを食べに、夜は仕事終わりのビジネスパーソンが宴会を行っていたりと美味しい料理は勿論のこと、駅直結というアクセスの良さもあり非常に人気のお店なんです。直ぐに電車に乗って帰れます。楽チン。地下にお店はあります。
本格的な中国料理を食べられるお店なんですけど、店内はバーのようなお洒落な雰囲気。中国料理屋おなじみの朱色のテーブルがない。代わりにあるのはお洒落なクッションや卓球台。棚にはお酒の瓶も沢山おいてあります。
夜も来たことがあるのですが、奥の座席だと特にゆったり飲んだり食べたりできるのでおすすめなんです。小さなお子さん連を連れて来るママさんグループが来店するのを見たことがあります。

坦々麺から麻婆豆腐に寝返る

坦々麺(950円)を食べようとリバヨンアタックに入ったのですが、いざカウンター席に着席してメニューを見てみると日替わりや週替わりの定食(各1000円)、油淋鶏(1000円)にも目が奪われました。食べていないだけで、こんなにバリエーションがあったんだ。
しかし、今日食べるのは心変わりして麻婆豆腐定食(1000円)に決めました。一番人気と店員さんが教えてくれたこともあって麻婆豆腐に決めた理由の1つです。

麻婆豆腐定食が届きました

リバヨンアタックの麻婆豆腐定食
麻婆豆腐定食が届きました。

料理を待ちます。コロナウイルスの影響で、なかなか人とご飯を食べたり、お酒を飲んだりお喋りができていません。早くこんな素敵なところで美味しいご飯とお酒を飲みたいです。定食についているスープが運ばれてきました。せっかくなので麻婆豆腐も待ちます。するとカウンター越しに麻婆豆腐を運んできてくれました。美味しそう。あと大きな焼売が1つ付いているのが嬉しい。

中華味噌と油の旨味や風味が良い

麻婆豆腐
麻婆豆腐

冷めないように早く食べましょう。食べると麻婆豆腐に使われている中華味噌と油の風味が良いんです。いたずらに辛いということはなく、ひき肉のコクや味噌の風味がしっかりとしています。旨味の土台がしっかりとしているからこそ旨味と辛さがバランスよくまとまっているといった印象です。豆腐は喉越しの良い絹豆腐。ひき肉をしっかりと豆腐に絡めて食べると白いご飯が進みます。

大根と豚バラのスープ
大根と豚バラのスープ

スープは大根と豚バラが入っています。スープを飲むと非常に優しい味をしています。素材の旨味がスープに溶け込んでいる感じがします。ほっとする味。そしてザーサイボリボリ。焼売は肉ぎっしりでふわふわです。

卓上のラー油で麻婆豆腐が進化する!

麻婆豆腐はデフォルトの辛さがそこまで強くないので更なる刺激、味の頂を求め、卓上の花山椒(ホアジャオ)を一振りして味の変化を試みます。花山椒の香りが麻婆豆腐の旨味を引き立てます。美味しい。
この後、ラー油を加えるのですが、ここからが凄かった。卓上のラー油をかけてから麻婆豆腐が大型アップデートされました。ラー油の香りがそんじゃそこらのラー油じゃない気がするんですよね。
辛さを足すという認識でラー油をかけてみたのですが、より花山椒の香りや麻婆豆腐の味噌の旨味など辛さ以外にも様々な部分が強くなる。上品にまとまっていた麻婆豆腐から野性味が醸し出される感じです。これ、更にご飯が進む麻婆豆腐になりました。美味しかった。
是非、リバヨンアタックの麻婆豆腐を召し上がられる際はラー油をかけてみてください。

最後にデザートについていた杏仁豆腐を食べます。嬉しいです。濃厚な杏仁。甘くて美味しいです。ご馳走様でした。

定食についてくる杏仁豆腐
定食についてくる杏仁豆腐

まとめ


スパイスの香り豊かで、中華味噌と油の旨味が美味しい麻婆豆腐を食べたい方は是非リバヨンアタックに行ってください。
お弁当の販売もされているそうです。麻婆豆腐もお弁当で食べれちゃうんです。

お店の情報
店名:RIBAYON ATTACK(リバヨンアタック)
住所:103-0022 東京都中央区日本橋室町3-4-4 OVOL日本橋ビル地下1階
最寄駅:半蔵門線・銀座線「三越前」直結、JR「新日本橋」直結(地下にあります)

喫茶寿々のひき肉たっぷりドライかれーらいす|東京・新日本橋

三越前、神田、日本橋エリアの魅力を研磨し発信する三神日シリーズ。ランチでお伺いした新日本橋駅近くにある喫茶店寿々のドライかれーらいすをおすすめとして紹介します。

新日本橋駅で近くの喫茶店、美味しいランチを求めて多くのサラリーマンでいっぱいになる喫茶店がある。それが今回紹介する喫茶寿々。コロナが流行る前まではお昼になるとお店の外に並ぶこともある人気のお店。
魅力技研が行ったのは2020年5月18日の週、行った時は以前のように人がいなかった。ドアを開けてお店の換気に気を付けて営業をされていた。
入店し、カウンターの端の席に座ろうとしたところ、店員さんが「(空いているから)もっと奥行っても良いよ」と言ってくれた。

お店に来る前に魅力技研が注文するものはもう決めていた。それはドライかれーらいす(大盛り)だ。注文を伝えると店員さんから「大根」か「なめこ」かを訊かれる。これはランチにセットで付いていくるお味噌汁の具をどっちにするのかという質問。僕は「なめこ」の味噌汁を選びました。
キッチンの棚にあるコーヒーを抽出器具を眺めながらドライカレーを待ちます。

喫茶寿々のランチメニューを紹介します。ランチメニューは4種類あり、煮込みハンバーグ(800円)、豚(ブヒ)シャキ丼(800円)、ドライかれーらいす(750円)、ポークかれーらいす(750円)。4種類の中から選べます。そして追加で料金を支払うことでコーヒーもセットで付いてきます。今回は時間に余裕がなくゆったりできなかったのでコーヒーはつけませんでした。
逆に13時とか混雑のピークをずらしてコーヒーもセットで付けてゆっくりするのもいいですよね。いつか仕事を忘れてコーヒー飲みたいです。

ドライかれーらいすとなめこのお味噌汁
ドライかれーらいすとなめこのお味噌汁

やってきました。ドライカレーとなめこのお味噌汁。ドライカレーの上に大きな茹で卵が乗っています。カレーの香りが食欲をそそります。
先に味噌汁をいただきます。
お味噌汁の具材はなめこ、豆腐、ねぎです。大きいなめこのトロトロした食感がいいですね。

大きいなめこが沢山入ったお味噌汁
大きいなめこが沢山入ったお味噌汁

次にドライカレーを食べます。ゴロゴロしたひき肉が口いっぱいに広がるドライカレーです。ずっとルーは食べ続けていると辛さを感じます。また、少し甘さも感じるのでバランスが良く、美味しいです。
奇をてらったような特徴はないのですが、シンプルな作りだからこそ、ゴロゴロお肉が際立ちます。またお肉のジューシーさとスパイシーさが調和してます。

ひき肉がゴロゴロ入った喫茶寿々のドライカレー
ひき肉がゴロゴロ入った喫茶寿々のドライカレー

お肉で思い出したのですが、喫茶寿々は煮込みハンバーグも人気メニューなんです。デミグラスソースがたっぷりかかっていて、柔らかいハンバーグは口の中に入れるとふんわりとほどけていきます。そしてボリューム感もあります。

喫茶寿々の煮込みハンバーグ
喫茶寿々の煮込みハンバーグ


寿々の料理は手作りだから、チェーン店で食事が続いた時に、家庭的な料理を食べたいなという時は喫茶寿々がおすすめです。

地下にある隠れた名店のコクうまカレーインデラ|東京・神田

カレーの店インデラの外観

三越前、神田、日本橋周辺のランチを紹介する三神日シリーズ。今回はインデラの美味しいカレーをおすすめとして紹介します。
神田はカレーの街とも知られている。神田カレーグランプリのサイトを確認するとカレーの提供店は500を超えている。

溢れ出すカレーの香りに吸い寄せられる人々

お店の外観。地下に入っていかないと店内の様子は分からない
味があるお店の外観。地下に入っていかないと店内の様子は分からない

神田のとある交差点にカレーの良い香りを流しているお店がある。その香りは道路を挟んで向かい側にまで漂っている。そう。そのお店が今回紹介するカレー屋インデラだ。お店は地下にあり、地上からは中を伺うことができない。
お店の前を通りすぎる人の多くは強烈なカレーの香りに振り向き、お店に関心を寄せる。だが、残念ながらお店の中で何が行われているのかを知ることはできない。勇気を振り絞って地下へ行くしかないのだ。

バーのような店内

地下へ降りていくと、カウンターのみで大体13人分の椅子が用意されている。だからお店の形だけを見るとバーみたい。しかし、バーだと錯覚させないのはプラスチックで出来た野菜の置物とスパイス、そしてカレーの香り。
店員さんが「いらっしゃいませ」という。女性の店員さんが2人でカウンターの中で注文を取ったり、カレーを出したりしていて奥の厨房で男性の方がカレーをよそったりしてくれる。お客さんは男性のグループで来ていたり、女性が1人で入っているのもよく見る光景。沢山のファンがいるんだろうな。
知り合いに紹介し、実際に一緒に行くと百発百中で好きになってもらえます。

どの席に座るのかは店員さんの案内か、紙で包まれたスプーンが置いてある席に座ります。また、出してくれるお冷やのコップがとても大きい。また、ある程度飲むとすみませんって言ってお冷やを補充してくれます。一度も飲み干したことない。

バーに置いてあるような丸い椅子に座り食べたい料理を伝える。
インデラの注文は非常に分かりやすい。しかし看板に書いてあるメニューは初見では分かりにくい。
噛み砕くと、カレーが2種類。1つはカレー(普通の辛さ、700円)、もう1つはハード(辛口、750円)。
サイズは普通盛りか大盛り(プラス50円)、特盛(プラス100円)。
トッピングはゆで卵か生卵か。
つまり選ぶ項目は3つ魅力技研は辛いのが好きなのでハードで大盛り、生卵トッピングをしました。(750円+50円+50円)値段間違ってたらごめんなさい。注文に関しては店員さん優しく教えてくれるので聞いてください。また前払い制なので注文と同時に支払いを行います。

カレーが出てくるスピードが早い

魅力技研が三神日ランチにインデラをおすすめする理由の1つ目が、注文してからカレーを持ってきてくれるまでのスピードがめっちゃ早い。
店員さんに食べたいもの伝えたら厨房の男性の方にコールする。盛るだけなんでしょう。すぐに盛り付けてカウンターの中の女性の店員さんにカレーを繋ぐ。卵のトッピングを頼んだ場合カウンターの中でトッピングしてくれます。インデラのカレーが出てくるスピードは博多ラーメンを麺固めで頼んだ時と同じくらい。スピード社会で戦うビジネスパーソンにぴったりなカレー。またお客さんの回転もかなり早いので急いでいる時は本当に助かる。

インデラのカレー,ハードの大盛り、生卵トッピング
ハードの大盛り、生卵トッピング
参考までに普通のカレー大盛り、ゆで卵トッピング
参考までに普通のカレー大盛り、ゆで卵トッピング

コクが美味いインデラのカレー

早速運んでもらったカレーを食べます。
インデラのカレーの特徴を挙げるとするのなら、ルーが持つチョコのような深いコクだと思う。そして出汁は鰹節を連想させる。スパイスもスパイスカレー(インドカレー)のようなシンプルな構成ではないと思う。ホールスパイス(葉っぱや種子などの状態)はルーの中には見えないので、調理の早い段階で取り出してしまったか、パウダー状のスパイスを使用しているかと思われるが、僕は後者ではないかと推測する。なぜならふんわりスパイスを感じるというより、しっかりと舌にまとわりつくようにスパイスを感じるから。勿論併用しているなんてこともあるのでしょうけど。

このカレーを食べたいと思ったらインデラに行くしかない。美味しいんです。

辛さはハードだと食べ終えた後に舌の上に辛さがやんわりと残る感じ。トッピングの生卵をスプーンでほぐしてルーとご飯をなじませる。

生卵でインデラのカレーをマイルドにして食べる
生卵でカレーをマイルドにして食べる

卓上の漬物で極上の一皿をいただく

また、インデラが面白いのはカウンターにある漬物が食べ放題なこと。
定番の福神漬けやらっきょうもあるし、ザーサイや柴漬けなど普段カレーの付け合わせとして出てこないものもあります。インデラのカレーの具は具材が大きくでゴロゴロと入ってるタイプではないので具材として各々トッピングして食べることができる。
だからインデラのカレーは食べる人によって完成するということですね。それぞれ気になる漬物を加えて究極の組み合わせを見つけてみてください。

卓上の漬物

また、優しい店員さんが気を利かせてカレーを出してくれると、どの漬物が好きかなどを聞いてくれたり、その日のおすすめなど、漬物が入った小皿を持ってきてくれたりする。
レパートリーは日によって違うこともあります。お客さんの前にあって自分が食べたい時は食べたいよってアイコンタクトを取るなり、口で伝えるなりしてください。
魅力技研のお気に入りの漬物は辛く味付けがしてあるメンマです。トロッとしたメンマをそのまま食べても美味しいし、ルーの中に埋めてカレーの具として食べても面白い。カレーのルーの主張が強めだからメンマの味は負けるんですけど。

別の日のインデラカレーの写真。トッピングのゆで卵の奥のメンマがあります。
別の日のインデラカレーの写真。トッピングのゆで卵の奥のメンマがあります。

食べ終わりました。うっすらと汗が出る。スプーンを巻いてあったペーパーで口元を拭いてお店を後にします。
食べていると徐々にカレーの香りに麻痺していくんでしょうか。自分ではそんなに気にならないけど、お店を出てもしばらくは体にカレーの香りが付いているんだそうです。カレーの匂い漂わせながら仕事するのも悪くない。

最後になりましたが、テイクアウトもやってます。

インデラカレーの店インデラ。2回インデラって書いてある。
インデラカレーの店インデラ。2回インデラって書いてある。

お店の情報
店名:カレーの店インデラ
住所:東京都千代田区神田紺屋町6
最寄駅:JR「神田」から徒歩約4分、JR「新日本橋」から徒歩約5分

陳麻家の胡麻の旨味が香る坦々麺と〆シメのライス|東京・日本橋三越前

陳麻家の坦々麺

こんにちは。魅力技研です。
最近どうしても会社に行かないといけない時の魅力技研なりのコロナハックとしては、電車を降りたときに階段とか改札混みがちなので、少しホームで待って人が居なくなってから階段や改札に向かってます。
withコロナとか新しい生活様式とか言われてますけど、個人的には全然コロナとトゥギャザーしたくなかったよ。
段々経済活動も再開されるということで、魅力技研としてはモノの魅力を伝えることで、そのモノがずっと続いたらと思ってます。

陳麻家の坦々麺

今回は三越前、神田、日本橋周辺のランチに詳しい魅力技研がおすすめのお店を紹介する「三神日シリーズ」です。
そして前回の小四川に引き続き坦々麺を紹介します。え、坦々麺業界との癒着?そんなもの無いです。利権?そんなものも無いです。美味しいと思ったから紹介するというだけです。気を取り直しまして、紹介するのは陳麻家の担々麺です。
日本橋に2つの店舗があるのですが、その内の2号店に行きました。

陳麻家 日本橋三越前2号店の外観
陳麻家 日本橋三越前2号店の外観

坦々麺単品(麺固め、790円)とトッピングでゆで卵、〆シメライス(80円)を発注しました。
坦々麺は追加料金を支払うことで辛さを増やすことが可能です。〆シメライスは坦々麺と一緒に食べる白ごはんです。通常ゆで卵は100円なのですが、無料でした。というのは、陳麻家ではスタンプカードがあり、会計時にカードを提示すると一部のトッピングが無料になるのです。またスタンプを貯めると坦々麺が無料で食べられる特典もあります。

在宅勤務や時差出勤が推奨されている中、店内は以前よりも少ない印象です。以前は12時過ぎになるとお店の前に並ぶくらい人気なお店です。テーブル席もあり2-3人程度のグループで来店する方も多いです。

お客さんが少ないせいでしょうか。体感5分くらいですぐに坦々麺が運ばれてきました。いただきます。

陳麻家の坦々麺と〆シメライス。トッピングのゆで卵


デフォルトで坦々麺にトッピングされているのは、青菜と肉味噌というシンプルな構成です。追加で注文したゆで卵は小皿に盛られてやってきます。まず、麺を食べます。麺はかなり細く、やや縮れています。麺が具材の肉味噌をキャッチします。麺を固めに仕上げていただいたので、口当たりが強いのが食べ応えがアップして良いですね。

細くやや縮れた麺が肉味噌をキャッチ
細くやや縮れた麺が肉味噌をキャッチ

胡麻の旨味と香りが詰まったスープ

陳麻家の坦々麺の特に好きなところがスープです。辛いものが好きである程度辛さに慣れている魅力技研の意見は参考にならないのかもしれないですが、辛さはそこまで強くはないかと思います。
そしてスープの中に胡麻の旨味やコクを感じます。スープのまろやかさはピーナッツのペーストのような感じです。

胡麻の香り、風味が詰まったスープ
胡麻の香り、風味が詰まったスープ

店内にも特に胡麻に拘っているという表記を見つけました。

胡麻の素材にこだわり、炒める工程にこだわり、香ばしくも狂おしい風味にこだわりました

胡麻の素材にこだわり、炒める工程にこだわり、香ばしくも狂おしい風味にこだわりました

お店のメニューや看板に書いてある説明

しつこい感じでは無いので、飽きが来ないスープです。肉味噌は恐らく牛肉だと思うのですが、甘く味付けをされていてます。この肉味噌がスープの塩けと良く合います。

卓上に胡椒と山椒が置いてあります。魅力技研は山椒を使うことが多いです。これは山椒のシビレ要素を感じる為ではないんです。スープがまろやかなのもあり、シビレでそのまろやかさを壊すのは少し勿体無い気がするんです。だから風味と香りをアップさせる為に山椒を加えます。

〆シメライスがごはんに合う

麺を食べ終えたら〆シメの時間がやって参りました。レンゲでごはんをすくい、胡麻の旨味が溶け込んだスープにダイブさせるのも良いし、スープの海にライスを沈めてお米一粒一粒にパンパンにスープを吸わせて食べるのも良いですね。
お米と坦々スープそれぞれが求め合っていたと思う位相性が良い。美味しいです。

美味しいスープにごはんを染み込ませて食べる
美味しいスープにごはんを染み込ませて食べる

後者の食べ方で食べると、駄目だと分かっているのに。スープまで飲み干してしまうことが多い。
スープを全て飲み干した疑いで逮捕だよ。麺とごはんを食べるというダブルカーボの疑いで再逮捕だよ。取り調べをすると前科持ちだよ。何度もここに来て同じ罪を犯している。美味しいけど、油でギトギトしてないし、くどく無いからこそ飲み干してしまうんですね。

お腹パンパンになりながらお店を後にします。また坦々麺を食べに来ようと思う。そしてきっと同じ罪を犯すのだと思う。

辛いものが得意ではなく、坦々麺が好きという方には陳麻家のごまの風味が際立つ坦々麺がおすすめです。
また、今回紹介したのは坦々麺でしたが、陳麻家の看板メニューはこの坦々麺と陳麻飯の2つなんです。陳麻飯が好きな方は陳麻飯を頼んでもいいかもしれません。また、どっちも食べたいという方には陳麻飯と坦々麺が食べれるセットもあります。

いつも坦々麺だけど今度は麻婆豆腐にしよっかな。

お店の情報
店名:陳麻家日本橋三越前2号店
住所:東京都中央区日本橋本町3-2-12 日本橋小楼 1F
最寄駅:JR総武線「新日本橋」から徒歩約1分、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」から徒歩約1分

辛シビが好きな方におすすめ坦々麺「小四川」|東京・神田

小四川の坦々麺

三神日は美味しいランチが沢山

三越前、神田、日本橋周辺のランチに詳しい魅力技研が新しい企画を始めます。この3つのエリアの頭文字を取り三神日グルメと称し、おすすめランチを紹介してまいります。今回は坦々麺のお店「小四川」を紹介します。

神田は坦々麺激戦区

多くのサラリーマンや学生がいる神田。実は神田駅周辺は坦々麺激戦区なんです。例えば人気店の雲林坊はランチ時にはいつもサラリーマンが並んでいます。また、神田駅周辺には中華料理も多くあり、坦々麺をメニューの1つとして提供しているお店もあります。真っ赤なスープの坦々麺を出す石庫門はその1つです。

「小四川」の辛シビ系坦々麺

火鍋をはじめとした辛い食べ物が好きな魅力技研ですが、今回は神田駅周辺にある「小四川」の坦々麺をおすすめとして紹介します。
神田駅から徒歩1分のところのガード下に位置する小四川。店内はカウンターのみで10席くらいのこじんまりとしたお店です。後ろを人が通る時は気を使って体を前かがみにします。店員さんはお兄さんが1人で回しています。

神田にある小四川の外観
小四川の外観

小四川は汁あり坦々麺や汁なし坦々麺、麻婆豆腐などありますが、今回は汁あり坦々麺を紹介します。 まずはお店の外にある券売機で「本場四川の汁あり坦々麺」(680円)を購入します。お店の中に入り、食券をカウンターの外にいる店員のお兄さんに渡します。この時に辛さと痺れの度合いを伝えます。小四川では辛さは4段階(控えめ・普通・辛め・激辛め)、痺れの度合いも4段階(控えめ・普通・痺れ・激痺れ)から選ぶことができます。今回は激辛め・痺れで発注しました。

店内に流れるラジオを聴きながら待ちます。店員さんがカウンターの中で作ってくれています。 こちらのお店では服汚さないようにエプロンを用意してくれています。座席の後ろの洋服掛けにある布製のエプロンをとり、つけます。
店員さんが今どんぶりに茹でた麺をどんぶりにあけ、トッピングなどを行ってくれています。完成した汁あり坦々麺が遂に僕の前にやってきました。いただきます。

小四川の本場四川の汁あり坦々麺
小四川の本場四川の汁あり坦々麺


真っ赤なスープ、沢山振りかけられた花椒(フアジャオ・ホアジャオ)。花山椒の青っぽい香りがします。まだ食べていないですが、辛さと痺れを感じます。口の中の唾液が増えます。坦々麺の上にはもやしが沢山乗っています。

香り高き花山椒を感じる坦々麺

神田駅近くにある小四川の坦々麺
坦々麺にしっかり花山椒が乗っています

もやしとお肉を箸でスープの中に沈めます。そのままもやしを麺と絡めて食べるというのもいいでしょう。しかし、魅力技研はいつもこの上にあるもやしを先に食べます。野菜をしっかり摂ってます。

もっちり太麺で食べ応えがある麺

さて、いよいよ麺に辿り着きました。麺は太麺ですごいもちっとしていて食べ応えがあるのがお気に入りなんです。がっついて食べたいという時はもちろん思い切りすすって食べるのも良いのですが、魅力技研は真っ赤なスープが口の中で暴れたり、細かい花山椒を吸い込んだりすることを防ぐ為に、蓮華の上に麺や具材を乗せ口の中に運び、少しずつ食べます。美味しいです。甘じょっぱく味付けされたお肉と太麺と香辛料の相性がとってもいいんです。
蓮華でさらさらしているスープを掬って飲むと案外まろやか。辛さの中の旨味を感じます。これが最後の一口と蓮華でスープを掬って口に運ぶ動作を何度も繰り返しています。その位美味しい。

坦々麺をはじめとした辛い料理は世の中に幾らでもあるんですけど、辛さと旨味を高いレベルで両立している料理ってそんなにないのではないと思っていて。魅力技研は悪戯に辛さを追求した料理ではなくて、小四川の坦々麺のような辛さと旨味があって美味しい料理が好きなんです。

麺を食べ終え、名残惜しくスープの中に隠れているお肉を蓮華で探します。ここまで書いていなかったのですが、かなり汗が吹き出してます。顔汗がすごい。食べ終えました。ご馳走様でした。エプロンを元の場所に戻し、お店を後にします。
ビル風が坦々麺でポカポカ熱くなった体に当たります。スースーします。

辛い食べ物や流行のシビ辛料理が好きな方におすすめの小四川の「本場四川の汁あり坦々麺」を紹介しました。美味しいので是非行ってみてください。

お店の情報
店名:小四川
住所:東京都千代田区鍛冶町2-12-9
最寄駅:JR・東京メトロ「神田」から徒歩約1分