こんにちは。魅力技研です。
前回ヌメ革のトランクの記事にブラシが登場しましたね。実はこのブラシは日本橋にある江戸刷毛専門店江戸屋で購入したものだったのです。購入したブラシは勿論、お店も素敵だったので、紹介します。
鞄の手入れ用のブラシが欲しい
ヌメ革のトランクケースを購入した魅力技研。末長く大切に使う為に鞄を磨く為のブラシが必要となりました。
良い鞄には良いブラシをということで、思いついたのが三神日エリア、日本橋大伝馬町にあるブラシや刷毛などを販売しているお店江戸屋。お店の前を通る度に気になっていたお店です。
刷毛とブラシのお店江戸屋へ
魅力技研はお昼に江戸屋に行きました。お店の佇まいからもう歴史を感じますね。昔からありそうな石の建物。そして年季の入った看板。力強いフォントで刷毛ブラシ江戸屋の文字。なんかぴったりのブラシが見つかる予感。木製の引き戸に手を掛け店内に潜入します。
まるでブラシと刷毛の博物館
店内に入るとお店中にブラシや刷毛、たわしがこれでもかという位陳列されています。天井にも白い毛のブラシが。体を洗う用や化粧用のブラシ、急須を洗うブラシなどもありますね。一見何に使うのか分からない商品もありますね。
魅力技研は今回ヌメ革のトランクを磨く為のブラシを探しに来たので、沢山のブラシの中から探します。
店内をキョロキョロしていた魅力技研にお店のおじさんが声を掛けてくれました。「何かお探しですか?」魅力技研はヌメ革のトランクケース用にブラシを探していると伝えました。するとおじさんは馬の毛で出来た洗濯用のブラシ(税込1,320円)を薦めてくれました。某有名な鞄屋にも江戸屋のブラシを卸していて様々な種類のブラシを試した後、ベストなブラシがこの洗濯用のブラシだったということで、私もこのブラシを購入することにしました。
要望に応じてブラシを薦めてくれるその姿はまるでブラシのソムリエ。魅力技研もこういう仕事に対する姿勢を見習いたいですね。使ってみてなんか要望があったら言ってくださいと言ってくれました。めちゃくちゃ頼りになります。
おじさんの話によると江戸屋には数千種類のブラシがあるとのこと。工業用の刷毛などはミリ単位で調整していく為、種類がかなり増えていくそうです。ミリ単位の調整、職人魂を感じます。
ブラシの使い心地は
ブラシの持ち手には江戸屋の「江」の字が施されています。この黒い馬毛のブラシは柔らかいけどフニャッとしている訳ではなく、密集した毛束を掌で撫でると気持ちが良い。
こんな毛で磨かれるならヌメ革のトランクもさぞ気持ち良いだろう。ヌメ革のトランクの表面を日々、このブラシで一生懸命磨きます。ブラシにも愛着があるせいか、ついつい磨きたくなります。心なしかヌメ革の表面に光沢が出てきたような気がします。
江戸屋なら探しているブラシがきっと見つかる!
今回魅力技研はヌメ革のトランクケース用にブラシを江戸屋で購入しました。
皆さんも刷毛やブラシをお求めの際は是非日本橋にある江戸屋へ行ってみてはいかがでしょうか。ブラシや刷毛のプロがおすすめの品を提案してくれると思います。お店の雰囲気も素敵なので足を運んでみてください。僕もおじさんにピカピカにしたヌメ革のトランクケースを持っていき御礼を言いたいです。
お店の情報
会社の名前:株式会社江戸屋
住所:東京都中央区日本橋大伝馬町2番16号
お店のWebサイト:https://www.nihonbashi-edoya.co.jp/index.html