カレー

神田アーンドラ・ダバで南インドの定食を食べる

こんにちは。魅力技研です。

最近神田にある南インド料理屋アーンドラ・ダバとインドのクレープドーサの食べ方の記事が魅力技研の記事の中で比較的評判が良いです。ご覧いただき、ありがとうございます。

今回は同じくアーンドラ・ダバで食べた南インドの定食がおいしかったので紹介します。

前回の記事を見てドーサを食べに行ったよ!という方もまだお店に行けていないよという方にもきっと行きたくなる定食だったので是非この記事をチェックしてください。

魅力技研はアーンドラ・ダバに来ると大体シンプルにカレーがとナン、サラダのシンプルなランチを頼むことが多いです。ですが時間がゆっくり取れる時にCセットのミールスを頼みたいと思っていました。そしてたまたま半休取れたので是非ミールスをと意気込んでアーンドラ・ダバへ向かいました。

③Cセットを発注します

お店に到着し、Cセットを発注します。待つこと少し。Cセットミールスが到着しました。銀の盆に色々な種類の料理が乗っています。どれがどの料理なのか一目で分かりにくいのですが、1つずつ紹介します。

チャパティ

まずチャパティ。手前のパンみたいなやつ。全粒粉を使っているそうです。確かに生地が真っ白ではないですね。薄茶色をしています。食感は耳たぶのような軟らかさです。噛むと少し伸びてちぎれる程度の弾力があります。断面は層になっています。甘味の少ない日本のクレープ生地みたいな感じ。カレーとかをつけて食べます。

バスマティライス

パラパラで食べにくい

それと主食としてライスも付いてます。香りが良いですね。パラっとしていてスプーンで少し掬いにくいです。このライスはバスマティライスという細長い形をしており、日本で一般的に食べられているお米とは種類が異なるものです。高価ですが、南インド料理にはバスマティライス!というアーンドラダバのオーナーのこだわりで提供しているそうです。日本も色々な品種のお米があり、お米にこだわりがある国だと個人的には思っていましたが、バスマティライスも値段が高いというのに、驚きました。一体いくらするのでしょうか。参考までに楽天で調べたものをお伝えします。1Kgで1000円程度のバスマティライスがありました。確かに日本の高級なお米と同じくらいするのですね。通販で手軽に買えるので今度スパイスカレー作った時にバスマティライスを使ってみたいです。




バスマティライスの袋綺麗ですね。味関係ないですけど。

きのこと豆腐のカレー

奥のが豆腐のカレー、手前がマトンカレー

魅力技研は豆腐のカレーを食べるのは初めてです。豆腐もカレーの具になるのですね。面白いです。心なしか、味噌汁に似ている気が、先入観ですかね。味は辛さはほとんどなく、まろやかです。

マトンカレー

魅力技研がいつもここに来ると頼むマトンカレー。トマトの酸味の後にスパイスが来る感じです。マトンは比較的癖がない感じでサラッと食べられちゃいます。

サンバル

野菜の優しいスープです。野菜が溶けてとろみがある。

ここまで食べてみて思うのが、アーンドラダバの料理ってスパイシーさが良い意味であまり感じないですね。体に優しい感じがとてもします。体に優しいといえば、お店のこだわりとして化学調味料を一切使っていないそうです。

パパド

サクッと食べれる

銀の盆の奥の方で立っているやつがパパド。食べた感じはサクッと軽い食感。コーンスターチで作られたポテトチップスみたいです。少しコクがあります。魅力技研は特にカレーにつける訳でもなくそのままパリパリ食べました。

ボリヤル

野菜の炒め物です。ココナッツがまぶしてあり、甘みを感じます。しかし、唐辛子も入っており、甘さの隙間を抜って辛さがきます。

ラッサム

もう1つスープが付いています。こちらもトマトの酸味が効いていてます。また辛さもそれなりにあり、どちらかというと個人的にはキノコの豆腐のカレーよりカレーっぽいと感じました。

ピクルス

チャパティの横にチョコンと居座っているやつ。一瞬盛り付ける時に垂れたものだと思ったらピクルスだそうです。ご飯につけて食べてと言われたので食べてみると結構酸っぱい。確かに単体で食べるというよりかはご飯のお供的な感じですね。

紹介は以上です。

南インド料理美味しいですね。悪戯に辛くなく、シンプル。
仕事もないのでゆっくりと食べます。サンバルを飲み干したら店員さんがおかわりを勧めてくれました。お言葉に甘えもう一杯いただきます。美味しいんだこのサンバルも。
そんなこんなで全ての料理を食べ終わりました。ご馳走様でした。

南インドを心ゆくまで味わった魅力技研、良いランチでした。

お店があるビルの下に設置された看板にその日食べられるカレーが書いてます。

アーンドラ・ダバで食べられる南インドの定番料理ドーサ 食べ方も紹介

神田にある魅力技研おすすめ南インド料理レストラン「アーンドラ・ダバ」

皆さんナマステ。魅力技研です。今回は紹介するのは東京都神田にある南インド料理屋アーンドラ・ダバで食べたインドのクレープ「ドーサ」。
インドカレーが食べたい時、魅力技研はアーンドラ・ダバに行く。このお店は神田駅を出てすぐのところにある。雑居ビルの2階にあるせいか、ランチ時でも非常に混雑している状況に遭遇したことがない。でもインドの方らしきお客さんには何度も遭遇しているので、本場の方から見ても間違いなく美味しいのだろう。ちなみに過去にミシュランに選出されているお店でもある。

何だあの料理は!?

すぐに席に案内してもらい、注文を考える。隣の席のインドの方は得体の知れないものを食べている。でかく、筒状で春巻きみたいなもの。何だあれは。メニュー確認すると「南インド名物、米粉のクレープ「ドーサ」」と書いてある。

早速ドーサセット(1150円)を発注。カレーはマトン、チキン、野菜から1種類選べるそうなので、今回はチキンを選択。そんなに待たずに到着。目の前にしたドーサはかなりでかい!プレートに収まりきらず、プレートの縁に乗っています。

届いたドーサはとっても大きい


銀色のプレートに載っている料理の確認。手前にあるのが米粉でできたクレープ「ドーサ」、奥が左から「ココナッツチャトニー」、「サンバル」、「チキンカレー」。

ドーサの食べ方の紹介と食べた感想

さてこれはどうやって食べるのか。分からないので店員さんに聞きます。店員さんに聞くと「初めて?」と聞かれる。「初めて」と返す。「ナンみたいにちぎって食べる、ちぎってソースに付けて食べる」と教えてくれた。優しい。

ちぎって食べます

早速ドーサをちぎってみる。ちぎった時点で若干もっちりしているのが分かる。米粉でできているからだろう。日本人に馴染みのある小麦粉でできたクレープのように記事は柔らかくはない。ココナッツチャトニーに付けて食べてみます。ココナッツの爽やかな甘味を感じる。見た目はクリーミーだけど、実際はそんな感じはなくあっさりしています。

クレープ生地の中をめくって見てみましょう。ペラりとめくるとポテトサラダみたいなものが入っている。その中には玉ねぎのようなものも。このポテトサラダみたいなものはうっすら味がついてる。じゃがいものつぶれ具合が良い。

ドーサの中はこんな感じ

今度はサンバルにつけてみます。サンバルは調べたら豆や野菜のスープのこと。今回食べたものは辛さは無い。香辛料と塩って感じ。野菜の旨味があり、香辛料でコクを足しているイメージ。

左がサンバル 右がチキンカレー

最後にチキンカレー。カレーは粘度は低くサラサラしている。これは南インドのカレーの特徴の1つ。カレーのスープはチキンの旨味が沢山溶け出していて美味しい。こちらも辛さはそれほど感じない。良く煮込まれているからか、鶏肉は柔らかく、スプーンで簡単に繊維がほぐれる。カレーにもドーサが良く合います。

アーンドラ・ダバのこだわりとして化学調味料は使っていないらしい。なるほど。どの料理も素材の味を尊重していて、丁寧な印象。非常に美味しい。

調理の様子も見える

キッチンがガラス張りになっていて、ナンを作る様子などが席から見られる。パンパンパンとナンを作る様子が見ていて面白く、凝視していたら笑顔で返してくれた。

まとめ

神田アーンドラ・ダバで南インドの定番メニュードーサを食べてみてはいかがだろうか。ナンとカレー以外のインドの食文化も興味深く、美味しい。

後日アーンドラ・ダバに定食を食べに行きました。南インドのカレーやスパイスを使用したスープ、香りの良いバスマティライスなどを堪能することができます。この定食もおすすめです。ちょっと贅沢した気持ちになります。下のリンクからその時の体験記を見れます。

神田アーンドラ・ダバで南インドの定食を食べる

お店の情報

お店の名前:アーンドラ・ダバ
住所:東京都千代田区内神田3-7-8 サトウハウスビル 2F

松戸のムンバイでチキンが美味しいカレーを堪能|千葉・松戸

ムンバイのダブルカレーセット

松戸駅周辺にあるカレーの美味しいお店ムンバイ

今回は松戸駅からにあるスパイスカレーのお店ムンバイをおすすめとして紹介します。

昼ご飯を食べようと松戸駅東口周辺でお店を探していました。兎に角でラーメンも良いなと思い、伊藤楽器がある通りを進もうとしたところ、並んでいるのを見つけてしまった。並ぶのが苦手な魅力技研は今日は兎に角は諦めます。さすが人気のラーメン屋、コロナなんてなんのその。でも繁盛しているようで何よりです。
昼飯探しを再開します。兎に角が混んでてダメなら兎に角の系列の蝙蝠(こうもり)なら空いてるかもということで、蝙蝠がある方向へ歩きます。すると、次第に同じ方向にあるムンバイにも行きたくなりました。悩みましたがムンバイに決定しました。

ムンバイのメニューが書いてある看板
ムンバイのメニューが書いてある看板

ムンバイに到着

煉瓦の建前の2階にあり、気付かない方も多いスパイスカレー屋ムンバイ。しかし、カレー好きは名前位は聞いたことがあるという人も多いお店です。
象が描かれた黄色い看板と1階に置いてあるメニューが書いてある看板が目印です。

松戸にあるカレー屋ムンバイの看板
松戸にあるカレー屋ムンバイの看板

店内へ入ります

建物の中に入ると薄暗く雑居ビルみたいな雰囲気で不安になるかもしれませんが、階段を登ってすぐ右手に入口が見えます。入ります。カランコロン。

ムンバイの入り口

店内はコンクリート剥き出しで、一見カフェみたいな雰囲気。お母さんと娘さんらしき、家族連れのお客さんが1組いました。カウンターとテーブル席がありますが、カウンターに通してもらいました。

ダブルカレーセットでカシミールとインドを食べる

いつもスパイスカレーのお店に行った時にメニューを決めるのが結構迷ってしまいます。沢山種類がありますから。ムンバイはランチ時に数種類のランチセットを販売してます。欲張りな魅力技研は2種類のカレーが食べられるダブルカレーセット(850円)にしました。カレーはカシミールカレーとインドカレーをチョイス。コーヒーとサラダも追加で付けられますと店員さんに言われました。せっかくなんで一緒に頼みました。追加は200円。

カレーが運んでいただく前にサラダを持って来てくれました。魅力技研はスパイスカレー屋のサラダが結構好きです。細切りの野菜においしいドレッシングがかかっているんですよね。ムンバイのサラダのドレッシングはなんだかカレー色。どんな味がするのでしょうか。

追加の料金を払ってつけたサラダ
追加の料金を払ってつけたサラダ

インドカレーとカシミールカレーが到着

左手前がインドカレー、左奥がカシミールカレー、右手前がライス、右奥がボテトサラダ
左手前がインドカレー、左奥がカシミールカレー、右手前がライス、右奥がボテトサラダ

程なくしてカレーも運ばれてきました。プレートの上にカレーの容器が2つ。手前がインドカレー。奥がカシミールカレーです。右側にライス。奥にポテトサラダがついてきました。

まずはインドカレーを一口食べてみます。カレールーの粘度は低く、サラサラしています。サラサラしているのに、味はぼやけることはなく、旨味を感じます。そして香辛料が聞いていますね。

カレーにライスを沈めて食べます。
カレーにライスを沈めて食べます。

インドでは南と北の地方でカレーの種類が異なると言われています。北の地方のカレーは比較的粘度が高いんです。例えばバターチキンカレーのような濃厚なカレーが代表的ですね。そして南のカレーはサラサラしていてムンバイのカレーのような感じです。具材としては器の底の方にみじん切りにされた玉ねぎが見えます。食べ進めて底の方に行くにつれ具材が沈殿しているので粘度が高くなります。
次にカシミールカレーを食べてみます。こちらもサラサラしているカレーです。そしてかなりスパイシーです。辛い。汗がすぐに出てきます。カシミールカレーはニンニクが味のベースになっていると言いますか、味を支えている印象です。
辛いので今度は口を休ませる為にサラダを食べていきましょうか。まずはプレートの上に乗っかっている黄色いポテトサラダを食べてみます。中の上くらいのじゃがいもの潰され具合ですね。また、味が日本の多くのポテトサラダと異なる点があります。それはココナッツのコクと風味をムンバイのポテトサラダから感じるということです。ほんのり甘い感じがします。スパイスと格闘した舌に優しいです。
また、追加で頼んだサラダにかかっていたドレッシングはカレーの風味。インドカレー屋さんで出してもらうサラダって結構好きなんですよね。千切りの野菜にドレッシングがかかっているだけなんだけど、シャキシャキさとシンプルさが良いのです。

さあ、またカレーを食べていきます。カシミールカレーはやはり燃えるように辛いです。カシミールカレーの後にインドカレーを食べるとカシミールカレーが辛いせいか、インドカレーから相対的に甘味を感じるようになりました。

具材の鶏肉がしっとり美味しい

またムンバイのカレーで好きなところがあって、それは具材の鶏肉がおいしいということ。脂身がほとんどない、旨味の強い部位の鶏肉が使われてて最初は砂肝やレバーなどの内臓肉を想起させるようなさっぱりとした印象なのですが、とても美味しいです。カレーは煮込めば煮込む程おいしいと考える方もいらっしゃるのですが、必ずしもそうではなくて、煮込めば煮込んだ分、具材の旨味はスープに溶け込んでいってしまうんです。具材を主役として食べたいという時はある程度煮込んだら一旦鍋から取り出すなどの工夫をしないといけないのです。ムンバイのカレーは主役として鶏肉を食べていておいしいと思うんですよね。先程もお伝えしたのですが、脂をほとんど感じさせないさっぱりさがありながら、ボロボロと硬いのではなく、しっとりとした仕上がり。好きです。そんな鶏肉を包み込むカレーとの相性も非常に良い。

滝のような汗をかきながらインドカレーとカシミールカレーを交互に食べていると、店員さんが笑いながら「辛いですか?」と声をかけてくれました。僕は正直に「辛いです。でも美味しいですよ」と答えました。それと疑問に思っていたことを聞きました「カレーはつけて食べるのが正解なのですか?それともご飯にかけて食べるのが正解なのですか?」すると「どっちでもいい」という回答が得られました。

無事、スパイシーなカレーを食べ終わると汗をかいたからでしょうか。それとも辛いものを食べきった達成感でしょうか。非常にスッキリとした感じがします。ムンバイのカレーが美味しかったことには間違いない。

食後のコーヒーとチョコでほっこり

食後にコーヒーを持ってきてくれました。粒チョコもついてますね。まろやかな味のコーヒーと、甘いチョコレートがカレーでホットになった心をほっこり落ち着かせます。ふー、満足感。

是非、辛いスパイスカレーが好きという方、インドカレーが好きな方はムンバイにカレーを食べてみてください。選んだカシミールカレーとインドカレーはスパイシーで美味しかったです。カレーの具材の鶏肉もしっとりとしていて美味しいです。またテイクアウトもやってました。

お店の情報
店名:カレーハウスムンバイ
住所:〒271-0092 千葉県松戸市松戸1150
最寄駅:JR・新京成「松戸」から徒歩約4分

喫茶寿々のひき肉たっぷりドライかれーらいす|東京・新日本橋

三越前、神田、日本橋エリアの魅力を研磨し発信する三神日シリーズ。ランチでお伺いした新日本橋駅近くにある喫茶店寿々のドライかれーらいすをおすすめとして紹介します。

新日本橋駅で近くの喫茶店、美味しいランチを求めて多くのサラリーマンでいっぱいになる喫茶店がある。それが今回紹介する喫茶寿々。コロナが流行る前まではお昼になるとお店の外に並ぶこともある人気のお店。
魅力技研が行ったのは2020年5月18日の週、行った時は以前のように人がいなかった。ドアを開けてお店の換気に気を付けて営業をされていた。
入店し、カウンターの端の席に座ろうとしたところ、店員さんが「(空いているから)もっと奥行っても良いよ」と言ってくれた。

お店に来る前に魅力技研が注文するものはもう決めていた。それはドライかれーらいす(大盛り)だ。注文を伝えると店員さんから「大根」か「なめこ」かを訊かれる。これはランチにセットで付いていくるお味噌汁の具をどっちにするのかという質問。僕は「なめこ」の味噌汁を選びました。
キッチンの棚にあるコーヒーを抽出器具を眺めながらドライカレーを待ちます。

喫茶寿々のランチメニューを紹介します。ランチメニューは4種類あり、煮込みハンバーグ(800円)、豚(ブヒ)シャキ丼(800円)、ドライかれーらいす(750円)、ポークかれーらいす(750円)。4種類の中から選べます。そして追加で料金を支払うことでコーヒーもセットで付いてきます。今回は時間に余裕がなくゆったりできなかったのでコーヒーはつけませんでした。
逆に13時とか混雑のピークをずらしてコーヒーもセットで付けてゆっくりするのもいいですよね。いつか仕事を忘れてコーヒー飲みたいです。

ドライかれーらいすとなめこのお味噌汁
ドライかれーらいすとなめこのお味噌汁

やってきました。ドライカレーとなめこのお味噌汁。ドライカレーの上に大きな茹で卵が乗っています。カレーの香りが食欲をそそります。
先に味噌汁をいただきます。
お味噌汁の具材はなめこ、豆腐、ねぎです。大きいなめこのトロトロした食感がいいですね。

大きいなめこが沢山入ったお味噌汁
大きいなめこが沢山入ったお味噌汁

次にドライカレーを食べます。ゴロゴロしたひき肉が口いっぱいに広がるドライカレーです。ずっとルーは食べ続けていると辛さを感じます。また、少し甘さも感じるのでバランスが良く、美味しいです。
奇をてらったような特徴はないのですが、シンプルな作りだからこそ、ゴロゴロお肉が際立ちます。またお肉のジューシーさとスパイシーさが調和してます。

ひき肉がゴロゴロ入った喫茶寿々のドライカレー
ひき肉がゴロゴロ入った喫茶寿々のドライカレー

お肉で思い出したのですが、喫茶寿々は煮込みハンバーグも人気メニューなんです。デミグラスソースがたっぷりかかっていて、柔らかいハンバーグは口の中に入れるとふんわりとほどけていきます。そしてボリューム感もあります。

喫茶寿々の煮込みハンバーグ
喫茶寿々の煮込みハンバーグ


寿々の料理は手作りだから、チェーン店で食事が続いた時に、家庭的な料理を食べたいなという時は喫茶寿々がおすすめです。

地下にある隠れた名店のコクうまカレーインデラ|東京・神田

カレーの店インデラの外観

三越前、神田、日本橋周辺のランチを紹介する三神日シリーズ。今回はインデラの美味しいカレーをおすすめとして紹介します。
神田はカレーの街とも知られている。神田カレーグランプリのサイトを確認するとカレーの提供店は500を超えている。

溢れ出すカレーの香りに吸い寄せられる人々

お店の外観。地下に入っていかないと店内の様子は分からない
味があるお店の外観。地下に入っていかないと店内の様子は分からない

神田のとある交差点にカレーの良い香りを流しているお店がある。その香りは道路を挟んで向かい側にまで漂っている。そう。そのお店が今回紹介するカレー屋インデラだ。お店は地下にあり、地上からは中を伺うことができない。
お店の前を通りすぎる人の多くは強烈なカレーの香りに振り向き、お店に関心を寄せる。だが、残念ながらお店の中で何が行われているのかを知ることはできない。勇気を振り絞って地下へ行くしかないのだ。

バーのような店内

地下へ降りていくと、カウンターのみで大体13人分の椅子が用意されている。だからお店の形だけを見るとバーみたい。しかし、バーだと錯覚させないのはプラスチックで出来た野菜の置物とスパイス、そしてカレーの香り。
店員さんが「いらっしゃいませ」という。女性の店員さんが2人でカウンターの中で注文を取ったり、カレーを出したりしていて奥の厨房で男性の方がカレーをよそったりしてくれる。お客さんは男性のグループで来ていたり、女性が1人で入っているのもよく見る光景。沢山のファンがいるんだろうな。
知り合いに紹介し、実際に一緒に行くと百発百中で好きになってもらえます。

どの席に座るのかは店員さんの案内か、紙で包まれたスプーンが置いてある席に座ります。また、出してくれるお冷やのコップがとても大きい。また、ある程度飲むとすみませんって言ってお冷やを補充してくれます。一度も飲み干したことない。

バーに置いてあるような丸い椅子に座り食べたい料理を伝える。
インデラの注文は非常に分かりやすい。しかし看板に書いてあるメニューは初見では分かりにくい。
噛み砕くと、カレーが2種類。1つはカレー(普通の辛さ、700円)、もう1つはハード(辛口、750円)。
サイズは普通盛りか大盛り(プラス50円)、特盛(プラス100円)。
トッピングはゆで卵か生卵か。
つまり選ぶ項目は3つ魅力技研は辛いのが好きなのでハードで大盛り、生卵トッピングをしました。(750円+50円+50円)値段間違ってたらごめんなさい。注文に関しては店員さん優しく教えてくれるので聞いてください。また前払い制なので注文と同時に支払いを行います。

カレーが出てくるスピードが早い

魅力技研が三神日ランチにインデラをおすすめする理由の1つ目が、注文してからカレーを持ってきてくれるまでのスピードがめっちゃ早い。
店員さんに食べたいもの伝えたら厨房の男性の方にコールする。盛るだけなんでしょう。すぐに盛り付けてカウンターの中の女性の店員さんにカレーを繋ぐ。卵のトッピングを頼んだ場合カウンターの中でトッピングしてくれます。インデラのカレーが出てくるスピードは博多ラーメンを麺固めで頼んだ時と同じくらい。スピード社会で戦うビジネスパーソンにぴったりなカレー。またお客さんの回転もかなり早いので急いでいる時は本当に助かる。

インデラのカレー,ハードの大盛り、生卵トッピング
ハードの大盛り、生卵トッピング
参考までに普通のカレー大盛り、ゆで卵トッピング
参考までに普通のカレー大盛り、ゆで卵トッピング

コクが美味いインデラのカレー

早速運んでもらったカレーを食べます。
インデラのカレーの特徴を挙げるとするのなら、ルーが持つチョコのような深いコクだと思う。そして出汁は鰹節を連想させる。スパイスもスパイスカレー(インドカレー)のようなシンプルな構成ではないと思う。ホールスパイス(葉っぱや種子などの状態)はルーの中には見えないので、調理の早い段階で取り出してしまったか、パウダー状のスパイスを使用しているかと思われるが、僕は後者ではないかと推測する。なぜならふんわりスパイスを感じるというより、しっかりと舌にまとわりつくようにスパイスを感じるから。勿論併用しているなんてこともあるのでしょうけど。

このカレーを食べたいと思ったらインデラに行くしかない。美味しいんです。

辛さはハードだと食べ終えた後に舌の上に辛さがやんわりと残る感じ。トッピングの生卵をスプーンでほぐしてルーとご飯をなじませる。

生卵でインデラのカレーをマイルドにして食べる
生卵でカレーをマイルドにして食べる

卓上の漬物で極上の一皿をいただく

また、インデラが面白いのはカウンターにある漬物が食べ放題なこと。
定番の福神漬けやらっきょうもあるし、ザーサイや柴漬けなど普段カレーの付け合わせとして出てこないものもあります。インデラのカレーの具は具材が大きくでゴロゴロと入ってるタイプではないので具材として各々トッピングして食べることができる。
だからインデラのカレーは食べる人によって完成するということですね。それぞれ気になる漬物を加えて究極の組み合わせを見つけてみてください。

卓上の漬物

また、優しい店員さんが気を利かせてカレーを出してくれると、どの漬物が好きかなどを聞いてくれたり、その日のおすすめなど、漬物が入った小皿を持ってきてくれたりする。
レパートリーは日によって違うこともあります。お客さんの前にあって自分が食べたい時は食べたいよってアイコンタクトを取るなり、口で伝えるなりしてください。
魅力技研のお気に入りの漬物は辛く味付けがしてあるメンマです。トロッとしたメンマをそのまま食べても美味しいし、ルーの中に埋めてカレーの具として食べても面白い。カレーのルーの主張が強めだからメンマの味は負けるんですけど。

別の日のインデラカレーの写真。トッピングのゆで卵の奥のメンマがあります。
別の日のインデラカレーの写真。トッピングのゆで卵の奥のメンマがあります。

食べ終わりました。うっすらと汗が出る。スプーンを巻いてあったペーパーで口元を拭いてお店を後にします。
食べていると徐々にカレーの香りに麻痺していくんでしょうか。自分ではそんなに気にならないけど、お店を出てもしばらくは体にカレーの香りが付いているんだそうです。カレーの匂い漂わせながら仕事するのも悪くない。

最後になりましたが、テイクアウトもやってます。

インデラカレーの店インデラ。2回インデラって書いてある。
インデラカレーの店インデラ。2回インデラって書いてある。

お店の情報
店名:カレーの店インデラ
住所:東京都千代田区神田紺屋町6
最寄駅:JR「神田」から徒歩約4分、JR「新日本橋」から徒歩約5分