坦々麺

陳麻家の胡麻の旨味が香る坦々麺と〆シメのライス|東京・日本橋三越前

陳麻家の坦々麺

こんにちは。魅力技研です。
最近どうしても会社に行かないといけない時の魅力技研なりのコロナハックとしては、電車を降りたときに階段とか改札混みがちなので、少しホームで待って人が居なくなってから階段や改札に向かってます。
withコロナとか新しい生活様式とか言われてますけど、個人的には全然コロナとトゥギャザーしたくなかったよ。
段々経済活動も再開されるということで、魅力技研としてはモノの魅力を伝えることで、そのモノがずっと続いたらと思ってます。

陳麻家の坦々麺

今回は三越前、神田、日本橋周辺のランチに詳しい魅力技研がおすすめのお店を紹介する「三神日シリーズ」です。
そして前回の小四川に引き続き坦々麺を紹介します。え、坦々麺業界との癒着?そんなもの無いです。利権?そんなものも無いです。美味しいと思ったから紹介するというだけです。気を取り直しまして、紹介するのは陳麻家の担々麺です。
日本橋に2つの店舗があるのですが、その内の2号店に行きました。

陳麻家 日本橋三越前2号店の外観
陳麻家 日本橋三越前2号店の外観

坦々麺単品(麺固め、790円)とトッピングでゆで卵、〆シメライス(80円)を発注しました。
坦々麺は追加料金を支払うことで辛さを増やすことが可能です。〆シメライスは坦々麺と一緒に食べる白ごはんです。通常ゆで卵は100円なのですが、無料でした。というのは、陳麻家ではスタンプカードがあり、会計時にカードを提示すると一部のトッピングが無料になるのです。またスタンプを貯めると坦々麺が無料で食べられる特典もあります。

在宅勤務や時差出勤が推奨されている中、店内は以前よりも少ない印象です。以前は12時過ぎになるとお店の前に並ぶくらい人気なお店です。テーブル席もあり2-3人程度のグループで来店する方も多いです。

お客さんが少ないせいでしょうか。体感5分くらいですぐに坦々麺が運ばれてきました。いただきます。

陳麻家の坦々麺と〆シメライス。トッピングのゆで卵


デフォルトで坦々麺にトッピングされているのは、青菜と肉味噌というシンプルな構成です。追加で注文したゆで卵は小皿に盛られてやってきます。まず、麺を食べます。麺はかなり細く、やや縮れています。麺が具材の肉味噌をキャッチします。麺を固めに仕上げていただいたので、口当たりが強いのが食べ応えがアップして良いですね。

細くやや縮れた麺が肉味噌をキャッチ
細くやや縮れた麺が肉味噌をキャッチ

胡麻の旨味と香りが詰まったスープ

陳麻家の坦々麺の特に好きなところがスープです。辛いものが好きである程度辛さに慣れている魅力技研の意見は参考にならないのかもしれないですが、辛さはそこまで強くはないかと思います。
そしてスープの中に胡麻の旨味やコクを感じます。スープのまろやかさはピーナッツのペーストのような感じです。

胡麻の香り、風味が詰まったスープ
胡麻の香り、風味が詰まったスープ

店内にも特に胡麻に拘っているという表記を見つけました。

胡麻の素材にこだわり、炒める工程にこだわり、香ばしくも狂おしい風味にこだわりました

胡麻の素材にこだわり、炒める工程にこだわり、香ばしくも狂おしい風味にこだわりました

お店のメニューや看板に書いてある説明

しつこい感じでは無いので、飽きが来ないスープです。肉味噌は恐らく牛肉だと思うのですが、甘く味付けをされていてます。この肉味噌がスープの塩けと良く合います。

卓上に胡椒と山椒が置いてあります。魅力技研は山椒を使うことが多いです。これは山椒のシビレ要素を感じる為ではないんです。スープがまろやかなのもあり、シビレでそのまろやかさを壊すのは少し勿体無い気がするんです。だから風味と香りをアップさせる為に山椒を加えます。

〆シメライスがごはんに合う

麺を食べ終えたら〆シメの時間がやって参りました。レンゲでごはんをすくい、胡麻の旨味が溶け込んだスープにダイブさせるのも良いし、スープの海にライスを沈めてお米一粒一粒にパンパンにスープを吸わせて食べるのも良いですね。
お米と坦々スープそれぞれが求め合っていたと思う位相性が良い。美味しいです。

美味しいスープにごはんを染み込ませて食べる
美味しいスープにごはんを染み込ませて食べる

後者の食べ方で食べると、駄目だと分かっているのに。スープまで飲み干してしまうことが多い。
スープを全て飲み干した疑いで逮捕だよ。麺とごはんを食べるというダブルカーボの疑いで再逮捕だよ。取り調べをすると前科持ちだよ。何度もここに来て同じ罪を犯している。美味しいけど、油でギトギトしてないし、くどく無いからこそ飲み干してしまうんですね。

お腹パンパンになりながらお店を後にします。また坦々麺を食べに来ようと思う。そしてきっと同じ罪を犯すのだと思う。

辛いものが得意ではなく、坦々麺が好きという方には陳麻家のごまの風味が際立つ坦々麺がおすすめです。
また、今回紹介したのは坦々麺でしたが、陳麻家の看板メニューはこの坦々麺と陳麻飯の2つなんです。陳麻飯が好きな方は陳麻飯を頼んでもいいかもしれません。また、どっちも食べたいという方には陳麻飯と坦々麺が食べれるセットもあります。

いつも坦々麺だけど今度は麻婆豆腐にしよっかな。

お店の情報
店名:陳麻家日本橋三越前2号店
住所:東京都中央区日本橋本町3-2-12 日本橋小楼 1F
最寄駅:JR総武線「新日本橋」から徒歩約1分、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」から徒歩約1分

辛シビが好きな方におすすめ坦々麺「小四川」|東京・神田

小四川の坦々麺

三神日は美味しいランチが沢山

三越前、神田、日本橋周辺のランチに詳しい魅力技研が新しい企画を始めます。この3つのエリアの頭文字を取り三神日グルメと称し、おすすめランチを紹介してまいります。今回は坦々麺のお店「小四川」を紹介します。

神田は坦々麺激戦区

多くのサラリーマンや学生がいる神田。実は神田駅周辺は坦々麺激戦区なんです。例えば人気店の雲林坊はランチ時にはいつもサラリーマンが並んでいます。また、神田駅周辺には中華料理も多くあり、坦々麺をメニューの1つとして提供しているお店もあります。真っ赤なスープの坦々麺を出す石庫門はその1つです。

「小四川」の辛シビ系坦々麺

火鍋をはじめとした辛い食べ物が好きな魅力技研ですが、今回は神田駅周辺にある「小四川」の坦々麺をおすすめとして紹介します。
神田駅から徒歩1分のところのガード下に位置する小四川。店内はカウンターのみで10席くらいのこじんまりとしたお店です。後ろを人が通る時は気を使って体を前かがみにします。店員さんはお兄さんが1人で回しています。

神田にある小四川の外観
小四川の外観

小四川は汁あり坦々麺や汁なし坦々麺、麻婆豆腐などありますが、今回は汁あり坦々麺を紹介します。 まずはお店の外にある券売機で「本場四川の汁あり坦々麺」(680円)を購入します。お店の中に入り、食券をカウンターの外にいる店員のお兄さんに渡します。この時に辛さと痺れの度合いを伝えます。小四川では辛さは4段階(控えめ・普通・辛め・激辛め)、痺れの度合いも4段階(控えめ・普通・痺れ・激痺れ)から選ぶことができます。今回は激辛め・痺れで発注しました。

店内に流れるラジオを聴きながら待ちます。店員さんがカウンターの中で作ってくれています。 こちらのお店では服汚さないようにエプロンを用意してくれています。座席の後ろの洋服掛けにある布製のエプロンをとり、つけます。
店員さんが今どんぶりに茹でた麺をどんぶりにあけ、トッピングなどを行ってくれています。完成した汁あり坦々麺が遂に僕の前にやってきました。いただきます。

小四川の本場四川の汁あり坦々麺
小四川の本場四川の汁あり坦々麺


真っ赤なスープ、沢山振りかけられた花椒(フアジャオ・ホアジャオ)。花山椒の青っぽい香りがします。まだ食べていないですが、辛さと痺れを感じます。口の中の唾液が増えます。坦々麺の上にはもやしが沢山乗っています。

香り高き花山椒を感じる坦々麺

神田駅近くにある小四川の坦々麺
坦々麺にしっかり花山椒が乗っています

もやしとお肉を箸でスープの中に沈めます。そのままもやしを麺と絡めて食べるというのもいいでしょう。しかし、魅力技研はいつもこの上にあるもやしを先に食べます。野菜をしっかり摂ってます。

もっちり太麺で食べ応えがある麺

さて、いよいよ麺に辿り着きました。麺は太麺ですごいもちっとしていて食べ応えがあるのがお気に入りなんです。がっついて食べたいという時はもちろん思い切りすすって食べるのも良いのですが、魅力技研は真っ赤なスープが口の中で暴れたり、細かい花山椒を吸い込んだりすることを防ぐ為に、蓮華の上に麺や具材を乗せ口の中に運び、少しずつ食べます。美味しいです。甘じょっぱく味付けされたお肉と太麺と香辛料の相性がとってもいいんです。
蓮華でさらさらしているスープを掬って飲むと案外まろやか。辛さの中の旨味を感じます。これが最後の一口と蓮華でスープを掬って口に運ぶ動作を何度も繰り返しています。その位美味しい。

坦々麺をはじめとした辛い料理は世の中に幾らでもあるんですけど、辛さと旨味を高いレベルで両立している料理ってそんなにないのではないと思っていて。魅力技研は悪戯に辛さを追求した料理ではなくて、小四川の坦々麺のような辛さと旨味があって美味しい料理が好きなんです。

麺を食べ終え、名残惜しくスープの中に隠れているお肉を蓮華で探します。ここまで書いていなかったのですが、かなり汗が吹き出してます。顔汗がすごい。食べ終えました。ご馳走様でした。エプロンを元の場所に戻し、お店を後にします。
ビル風が坦々麺でポカポカ熱くなった体に当たります。スースーします。

辛い食べ物や流行のシビ辛料理が好きな方におすすめの小四川の「本場四川の汁あり坦々麺」を紹介しました。美味しいので是非行ってみてください。

お店の情報
店名:小四川
住所:東京都千代田区鍛冶町2-12-9
最寄駅:JR・東京メトロ「神田」から徒歩約1分