新日本橋

【閉店】羊料理屋で食べるケージャンチキン|東京・神田

三越前、神田、日本橋の情報をお伝えする三神日シリーズ。
今回はランチで「ビストロひつじや神田店」に訪れました。ランチメニューのケージャンチキンが美味しかったのでおすすめとして書きます。

本銀通りに面するこのお店。看板にはかわいい羊のイラストが描かれています。お店は地下にあり、階段を降ってお店に入ります。店内は地上から見た外観と比べ、かなり広い印象です。そして地下であることから日が入らないこと、美しいトルコランプで装飾されており、隠れ家感が出ています。

ケージャンチキンが何だか気になる

メニューを確認しましたが、ランチセットは種類が豊富です。

ビストロひつじやのメニューの一部
カレーなどこの写真の他にもランチメニューがあります。

カレーのセットや肉料理のセットもあります。魅力技研はケージャンチキンのセット(650円)が気になりました。正直ケージャンチキンが何かを知らないですけど。
この時点では「ジャン」と名前につくのだからコチュジャンみたいなタレが絡んでいるチキンなのではないかと推測します。確認のためにもケージャンチキンセットを発注します。

ケージャンチキンがやってきた!

ケージャンチキンのセット
プレートの上にケージャンチキン、ライス、サラダ、スープが載っています

10分ちょっと料理が来るまで待ったでしょうか。金属のプレートにチキンが乗ってケージャンチキンがやってきました。他にもスープとサラダ、ご飯が乗ってます。ケージャンチキンは予想と違うシンプルな見た目。ジャンが見当たりません。まずは食べてみましょう。

ケージャンチキン
ドーンとお肉香ばしく焼かれています


ジューシーで柔らかい鶏胸肉。胡椒をはじめとしたスパイシーな味わい。食べ続けるとヒリヒリする位の辛さ。唐辛子と胡椒の2つの辛さを感じます。そして辛さの中に微かに甘い香りを感じます。シナモンとかクローブとか、そんなスパイスも入っているのかもしれませんね。ケージャンチキンが200gとメニューに書いてありましたが、ペロリでした。

ケージャンチキンのケージャンとは?


食べ終えた後、ケージャンチキンとは何かを調べました。そもそもケージャンチキンの「ケージャン」は諸説ありますが、フランス系カナダ人の子孫によって形成された、ルイジアナ州南部の地域のコミュニティの人達を表す言葉だそうです。コチュジャンや豆板醤などのジャンではなかったということですね。
ケージャン料理の特徴としては「豊富なシーフードを野菜と和え、1つの容器に入れて、コミュニティの皆で食べることもあるそうです。味はとてもスパイシー。ケーャン料理のポイントは風味が層を成していること。そしてその味の重なり合いがとても心地良いこと」だそうです。

ケージャン料理の特徴をまとめるにあたり、参考にしたサイトhttps://www.mydomaine.com/classic-cajun-dishes

このお肉は鶏肉でシーフードではないのですが、スパイシーで尚且つ、複数のスパイスからなる味わいを感じるという意味ではケジャン料理に当てはまっているのかもしれません。
次にスープです。カップに入って提供されるスープはコンソメ味でカップの底に野菜などが沈殿しています。シンプルで美味しいです。
次にサラダについて、玉ねぎでしょうか。香味野菜の風味を感じるサラダです。

かごに入って提供されたナン
あっさりとしたナンはついてきた

ランチメニューを頼むとナンがついてきました。小さなかごにナンを数枚(大きめな手のひらサイズが4枚から5枚位)入れてテーブルの上に置いてくれます。カレーを頼んでないのにナンを食べるというのがちょっぴし新鮮ですね。既にプレート上には白いご飯もありますし。お好み焼きにご飯的な感覚なのでしょうか。
しかし、魅力技研はナンにご飯は合わないと考え、皿を見渡しました。するとケージャンチキンが目に入りました、そこでナンでケージャンチキンを挟むことにしました。名付けてケージャンチキンサンド。そのまま。食べてみると美味しい。

ケージャンチキンをナンで挟んでみました
ケージャンチキンをナンで挟んでみました

お店によってナンはバターをたっぷり塗ってあり、甘い香りがするものも少なくないのですが、ビストロひつじやのナンはあっさりしています。このナンがあっさりしているのでシンプルな味わいの鶏肉を邪魔しないんです。もしケージャンチキンを注文する機会があれば、ケージャンチキンサンドにチャレンジしてみては?

まとめ・予告

今回ビストロひつじやにお邪魔してケージャンチキンを食べました。スパイシーな味わいでとても美味しかったです。またメニューの種類が豊富ということもあり、また行きたくなるお店でした。

そして予告です。ランチメニューにあったチュニジアの餃子とスペアリブのセットが気になったので魅力技研がお店に行って記事を書きます。チュニジアの餃子とは何でしょうか?お楽しみに。

お店の情報

店名:ビストロひつじや神田店
住所:東京都千代田区鍛治町2-13-24 神田駅前高架下 2F
最寄駅:JR「新日本橋」から徒歩約3分、JR・銀座線「神田」から徒歩約6分

瀬戸内の魚と沢山の野菜 檸檬食堂のベジボウル|東京・日本橋

檸檬食堂のサラダボウル

三越前・神田・日本橋の魅力をお伝えるする三神日シリーズ。今回はヘルシーで美味しいランチを食べられるお店「檸檬食堂」を紹介します。

沢山の誘惑がある日銀通り

都道407号線を挟み神田駅寄りの日銀通りにはご飯屋が沢山。ランチ時にお店の前で店員さんが呼び込みをしています。この通りを歩くとどのお店に入るか、もしくはお弁当を買うか非常に迷います。
そうして迷っている内に日銀通りから一本入った路地にあるお店「檸檬食堂」に辿り着きました。
檸檬をモチーフにした看板、爽やかでかわいいですね。呼び込みのお兄さんも爽やか。良さげです。行ってみましょう。

レモンが可愛い外観

お店は開放感のあるカフェ風。奥の座席に通してもらいました。
メニューを見るとベジボウルが「檸檬食堂」の名物だそうです。メニューには毎日直送される鮮魚をマリネにしてサラダ感覚のヘルシーランチと書いてあります。どうやらご飯の上にサラダが乗っているみたいです。美味しいのでしょうか。一体サラダとご飯は調和するのでしょうか。
また名物ベジボウル以外にも、塩レモンタルタルソースチキン南蛮プレート、ひな鶏のレモンマリネ焼きプレートなどのメニューもありますね。
どれも美味しそうですが、名物のベジボウルを発注します。ベジボウルは3種類。お魚を使ったベジボウル、ハンバーグタコライスのベジボウル、カオマンガイのベジボウルとあります。ここは瀬戸内鮮魚のベジボウル(980円)を頼みます。食後はコーヒーが付くらしい。コーヒー付きの魅力技研にとっては嬉しいです。

気になるベジボウルの味は?

野菜が沢山摂れそう。ご飯隠れてます。

ベジボウル届きました。見た目がめっちゃサラダです。細かく刻まれたレタスやニンジン、豆などの沢山の野菜、その上にソースが絡めてある刺身が乗っています。その下にご飯が隠れています。
ポテトサラダとスープもセットで付いてくるのですね。それにしてもご飯の上に野菜を乗せて食べる習慣がない魅力技研にとってベジボウルの見た目が衝撃的です。

どんな味がするのか、食べてみます。食べてみると分かるのですが、あれ、ご飯と野菜が不思議と合います。ボウルのどの部分を救っても細かく刻まれた野菜とご飯がしっかりと混ざるんです。また野菜とご飯をマリネされたお魚がしっかりとまとめる役割を果たしています。

また、ご飯にはレモンライスを使用しているそうです。色はほんのり黄色です。レモンの風味はしません。

マリネソースはニンジンが使われているような感じがします。間違っていたらごめんなさい。甘じょっぱいマリネソースがお魚に合うのは勿論、ご飯と野菜にもぴったりです。シャキシャキ野菜は食べていても楽しい。
白身魚だと思うのですが、上に乗っているお魚は何でしょうか。最初ヘルシーな見た目から物足りないのかななんて思っていたのですが、この予想は大外れ。食べていくうちにしっかり満足感がありました。

後ほど店員さんにお魚について訊くとメジナというお魚だったそうです。また産地直送のお魚は日によって異なることがあるということも聞きました。つまり、前回行った時と異なるサラダボウルになるかもしれないということです。また行くのが楽しみになる情報です。瀬戸内のお魚美味しいのですね。

ポテサラもスープも美味しい

クリーミーなポテサラ

次にセットでついていたポテトサラダを紹介します。
一口食べてみるとそのクリーミーさに驚きます。美味しい。ホクホクというよりはしっとりとしたポテサラです。そしてクリーミー感の中に薫製の香ばしい香りがします。最初ベーコンの香りだと思ったのですが、違いました。スモークサーモン由来だと思われます。いい組み合わせです。

そして檸檬食堂らしいなと感じたのがスープ。

レモンを優しく感じるスープ

ベースはコンソメなのですが、優しく檸檬を感じるのです。コンソメを後押しするレモンの風味。新感覚です。爽やかで心地よいです。

全部食べたらお腹いっぱいになりました。大満足です。いやー、生野菜とご飯って合うのが発見だったなあ。
食後のコーヒーでゆったりします。せわしいビジネス街にゆったりと流れる時間。英気を養います。しかし、時間は残酷で刻一刻と昼休憩の終わりが近づくのです。さあ、もう一仕事しますか。お店を後にします。ご馳走様でした。

まとめ

野菜沢山摂りたい。でも満足感も譲れないという方におすすめお洒落な食堂「檸檬食堂」でした。

お店の情報

店名:SETOUCHI檸檬食堂
住所:東京都中央区日本橋本石町4-4-13 朝日ビル別館1F
最寄駅:JR「新日本橋」から徒歩約3分、JR・銀座線「神田」から徒歩約4分、半蔵門線・銀座線「三越前」から約4分

リバヨンアタックの美味しい麻婆豆腐はラー油で進化する|東京・三越前

リバヨンアタックの麻婆豆腐定食

日本橋・三越前・神田エリアの魅力を研磨し、発信する三神日シリーズ。今回は三越前駅と新日本橋駅に直結する複合施設OVOL内にあるRIBAYON ATTACK(リバヨンアタック)の麻婆豆腐定食が美味しかったのでご紹介します。

ランチにお洒落空間で中華という選択

魅力技研はとある平日のランチ時、お腹を空かせながら、コレド室町付近を歩いているとお兄さんがなんやらビラを配ってました。そのビラをいただくとRIBAYONアタックのビラでした。なるほど!リバヨンアタックの坦々麺を食べたい!と思ってOVOLの中に入っていきました。

OVOLはホテルやオフィスが入っている複合施設でお昼時はOLがグループで利用していたり、サラリーマンがランチを食べに、夜は仕事終わりのビジネスパーソンが宴会を行っていたりと美味しい料理は勿論のこと、駅直結というアクセスの良さもあり非常に人気のお店なんです。直ぐに電車に乗って帰れます。楽チン。地下にお店はあります。
本格的な中国料理を食べられるお店なんですけど、店内はバーのようなお洒落な雰囲気。中国料理屋おなじみの朱色のテーブルがない。代わりにあるのはお洒落なクッションや卓球台。棚にはお酒の瓶も沢山おいてあります。
夜も来たことがあるのですが、奥の座席だと特にゆったり飲んだり食べたりできるのでおすすめなんです。小さなお子さん連を連れて来るママさんグループが来店するのを見たことがあります。

坦々麺から麻婆豆腐に寝返る

坦々麺(950円)を食べようとリバヨンアタックに入ったのですが、いざカウンター席に着席してメニューを見てみると日替わりや週替わりの定食(各1000円)、油淋鶏(1000円)にも目が奪われました。食べていないだけで、こんなにバリエーションがあったんだ。
しかし、今日食べるのは心変わりして麻婆豆腐定食(1000円)に決めました。一番人気と店員さんが教えてくれたこともあって麻婆豆腐に決めた理由の1つです。

麻婆豆腐定食が届きました

リバヨンアタックの麻婆豆腐定食
麻婆豆腐定食が届きました。

料理を待ちます。コロナウイルスの影響で、なかなか人とご飯を食べたり、お酒を飲んだりお喋りができていません。早くこんな素敵なところで美味しいご飯とお酒を飲みたいです。定食についているスープが運ばれてきました。せっかくなので麻婆豆腐も待ちます。するとカウンター越しに麻婆豆腐を運んできてくれました。美味しそう。あと大きな焼売が1つ付いているのが嬉しい。

中華味噌と油の旨味や風味が良い

麻婆豆腐
麻婆豆腐

冷めないように早く食べましょう。食べると麻婆豆腐に使われている中華味噌と油の風味が良いんです。いたずらに辛いということはなく、ひき肉のコクや味噌の風味がしっかりとしています。旨味の土台がしっかりとしているからこそ旨味と辛さがバランスよくまとまっているといった印象です。豆腐は喉越しの良い絹豆腐。ひき肉をしっかりと豆腐に絡めて食べると白いご飯が進みます。

大根と豚バラのスープ
大根と豚バラのスープ

スープは大根と豚バラが入っています。スープを飲むと非常に優しい味をしています。素材の旨味がスープに溶け込んでいる感じがします。ほっとする味。そしてザーサイボリボリ。焼売は肉ぎっしりでふわふわです。

卓上のラー油で麻婆豆腐が進化する!

麻婆豆腐はデフォルトの辛さがそこまで強くないので更なる刺激、味の頂を求め、卓上の花山椒(ホアジャオ)を一振りして味の変化を試みます。花山椒の香りが麻婆豆腐の旨味を引き立てます。美味しい。
この後、ラー油を加えるのですが、ここからが凄かった。卓上のラー油をかけてから麻婆豆腐が大型アップデートされました。ラー油の香りがそんじゃそこらのラー油じゃない気がするんですよね。
辛さを足すという認識でラー油をかけてみたのですが、より花山椒の香りや麻婆豆腐の味噌の旨味など辛さ以外にも様々な部分が強くなる。上品にまとまっていた麻婆豆腐から野性味が醸し出される感じです。これ、更にご飯が進む麻婆豆腐になりました。美味しかった。
是非、リバヨンアタックの麻婆豆腐を召し上がられる際はラー油をかけてみてください。

最後にデザートについていた杏仁豆腐を食べます。嬉しいです。濃厚な杏仁。甘くて美味しいです。ご馳走様でした。

定食についてくる杏仁豆腐
定食についてくる杏仁豆腐

まとめ


スパイスの香り豊かで、中華味噌と油の旨味が美味しい麻婆豆腐を食べたい方は是非リバヨンアタックに行ってください。
お弁当の販売もされているそうです。麻婆豆腐もお弁当で食べれちゃうんです。

お店の情報
店名:RIBAYON ATTACK(リバヨンアタック)
住所:103-0022 東京都中央区日本橋室町3-4-4 OVOL日本橋ビル地下1階
最寄駅:半蔵門線・銀座線「三越前」直結、JR「新日本橋」直結(地下にあります)

喫茶寿々のひき肉たっぷりドライかれーらいす|東京・新日本橋

三越前、神田、日本橋エリアの魅力を研磨し発信する三神日シリーズ。ランチでお伺いした新日本橋駅近くにある喫茶店寿々のドライかれーらいすをおすすめとして紹介します。

新日本橋駅で近くの喫茶店、美味しいランチを求めて多くのサラリーマンでいっぱいになる喫茶店がある。それが今回紹介する喫茶寿々。コロナが流行る前まではお昼になるとお店の外に並ぶこともある人気のお店。
魅力技研が行ったのは2020年5月18日の週、行った時は以前のように人がいなかった。ドアを開けてお店の換気に気を付けて営業をされていた。
入店し、カウンターの端の席に座ろうとしたところ、店員さんが「(空いているから)もっと奥行っても良いよ」と言ってくれた。

お店に来る前に魅力技研が注文するものはもう決めていた。それはドライかれーらいす(大盛り)だ。注文を伝えると店員さんから「大根」か「なめこ」かを訊かれる。これはランチにセットで付いていくるお味噌汁の具をどっちにするのかという質問。僕は「なめこ」の味噌汁を選びました。
キッチンの棚にあるコーヒーを抽出器具を眺めながらドライカレーを待ちます。

喫茶寿々のランチメニューを紹介します。ランチメニューは4種類あり、煮込みハンバーグ(800円)、豚(ブヒ)シャキ丼(800円)、ドライかれーらいす(750円)、ポークかれーらいす(750円)。4種類の中から選べます。そして追加で料金を支払うことでコーヒーもセットで付いてきます。今回は時間に余裕がなくゆったりできなかったのでコーヒーはつけませんでした。
逆に13時とか混雑のピークをずらしてコーヒーもセットで付けてゆっくりするのもいいですよね。いつか仕事を忘れてコーヒー飲みたいです。

ドライかれーらいすとなめこのお味噌汁
ドライかれーらいすとなめこのお味噌汁

やってきました。ドライカレーとなめこのお味噌汁。ドライカレーの上に大きな茹で卵が乗っています。カレーの香りが食欲をそそります。
先に味噌汁をいただきます。
お味噌汁の具材はなめこ、豆腐、ねぎです。大きいなめこのトロトロした食感がいいですね。

大きいなめこが沢山入ったお味噌汁
大きいなめこが沢山入ったお味噌汁

次にドライカレーを食べます。ゴロゴロしたひき肉が口いっぱいに広がるドライカレーです。ずっとルーは食べ続けていると辛さを感じます。また、少し甘さも感じるのでバランスが良く、美味しいです。
奇をてらったような特徴はないのですが、シンプルな作りだからこそ、ゴロゴロお肉が際立ちます。またお肉のジューシーさとスパイシーさが調和してます。

ひき肉がゴロゴロ入った喫茶寿々のドライカレー
ひき肉がゴロゴロ入った喫茶寿々のドライカレー

お肉で思い出したのですが、喫茶寿々は煮込みハンバーグも人気メニューなんです。デミグラスソースがたっぷりかかっていて、柔らかいハンバーグは口の中に入れるとふんわりとほどけていきます。そしてボリューム感もあります。

喫茶寿々の煮込みハンバーグ
喫茶寿々の煮込みハンバーグ


寿々の料理は手作りだから、チェーン店で食事が続いた時に、家庭的な料理を食べたいなという時は喫茶寿々がおすすめです。