グルメ

極上穴子の箱めしが食べられる日本橋玉ゐ

親友と共に日本橋観光へ

皆さんこんにちは。魅力技研です。今回は親友と日本橋を観光しました。
ランチであなご料理のお店「日本橋玉ゐ」に行きました。そこで食べた穴子がとても美味しかったのでご紹介します。

気になっていた「日本橋玉ゐ」へ


外観も雰囲気ありますよね

職場が近辺なので、よくお店の前通過するのですが、その建物の佇まいから非常に気になっていたお店でした。土曜の12時前というちょっと早めの時間に入店しました。予約をしていないことを伝え、入れるか尋ねると優しそうな店員さんに通していただきました。
注文したのは「箱めし(中箱)」箱めしは大きさが大箱(4,100円)・中箱(3,100円)・小箱(1,900円)の3種類。
店員さんに違いを尋ねるとそれぞれ穴子の枚数が異なるとのことです。小箱は穴子が1枚。中箱が2枚。大箱が3枚。
今回は穴子が2枚乗った中箱を発注しました。

そして玉ゐさんでは2種類の穴子の仕上がりが選べます。1つは煮上げ。こちらはふんわりふっくらな穴子を楽しめます。
もう1つは焼き上げ。焼き上げは香ばしく焼き上げた仕上がりです。どちらの仕上がりも食べたい欲張りな魅力技研はどちらの仕上がり方も楽しめる合いのせで頼みました。食べ比べができちゃうのが良いですね。
魅力技研は注文をしませんでしたが穴子のお出しというものが別途注文してお茶漬けのように食べることもできるそうです。

箱めし登場!

箱めし(中箱)箱めしの中は手前が焼き上げ仕上げ、奥が煮上げ仕上げです。

いただいたお茶を飲みながら待っていると美味しそうな箱めしがやってきました。
主役の箱めしに薬味(ごま・わさび・ねぎ・ゆず)、お味噌汁にお新香がついてきます。

いただきます。まずは味が比較的控えめだと思われる煮上げから食べてみます。食感がとてもふんわりしていて気持ちがいい。味はほんのりあまじょっぱい感じで、穴子本来の身の風味もしっかり感じられます。何口が食べたところでごまなどのわさびを乗っけて食べます。卓上には山椒もあり、それをかけると一段と風味が増して美味しいです。
お味噌汁も出汁の風味が感じられ美味しい。

次に焼き上げの方を食べてみましょう。香ばしく焼かれた穴子の上でタレが輝いています。煮上げた穴子と比較し、よりしっかりとした食感。香りが良いですね。そしてたれが美味しいですね。タレが染みたご飯だけでも箸が進みます。大満足でした。ごちそうさまでした。


お会計を終え、店の外に出ると2組、待たれている方がいました。今回魅力技研は運よく入れましたが、予約をした方がスムーズに入れるかもしれません。熟練の職人さんが調理する天然穴子。皆さんも是非食べに行ってみてください。

店外で待つお客さん

麻辣烫(麻辣湯)の食べ方の紹介@杨国福麻辣烫 大久保

こんにちは。魅力技研です。久しぶりの投稿です。書くことを最近サボっていました。サボっていた理由としては、FORTNITE(フォートナイト)というゲームにハマりまして、いや、今もハマっているのですが。
ゲームの他にやっていたことと言えば、中国語ですね。もともと中国語が好きで勉強してまして、資格という形にしたいと思い、一念発起。HSKという中国政府公認の中国の資格の勉強をしていました。そしてつい、この間試験を新大久保にある上海大学東京校で受験してきました。試験終わりにお腹が空き、食べに行ったのが麻辣烫。新型コロナウイルスが流行する前は火鍋が好きで良く行っていました。新型コロナウイルスが流行してからは中々友達と1つの鍋を囲ってという気持ちにもなれず火鍋はお預け。その為か体があの真っ赤なスープを求めていた。


そこで今回訪れたのは杨国福麻辣烫。中国のハルビンから始まった麻辣烫のチェーン店だ。加盟店は6000店舗に上るという。非常に多く人気のお店ということが分かります。


注文方法ざっと説明すると、冷蔵ショーケースの中の具材を自分で取って会計の際にスープの辛さを伝えて作ってもらうという形式です。
この記事を読まれた方がすぐに迷わず注文できるよう、1つずつ解説をします。

麻辣烫の注文方法

1.トングとボウルを取る

トングとボールを取る初めに具材を取る為のトングと具材を入れる為のボウルを取ります。一般的にトングとボウルは食材の隣にあります。杨国福麻辣烫大久保店では食材の隣にある銀色のケースの中にどちらも入ってました。
正直魅力技研はこのケースを最初冷蔵庫だと思ってスルーして、トングとボウルはどこ?ってなりました。綺麗に保管してくれていたのですね。


2.具材を取る

ずらーっと並ぶ具材、野菜、お肉、海鮮、きのこ、豆腐、乾麺とジャンルも種類も沢山。どれも美味しそうで選ぶのは大変です。


魅力技研は下記の具材を取りました

野菜
チンゲン菜、ブロッコリー、ジャガイモ、レンコン、キクラゲ、えのき

肉類
牛肉、羊肉、砂肝、血豆腐、ハチノス

その他
豆腐、豆皮、油揚げ、インスタントラーメン、(とうもろこし麺)

麻辣烫の価格

杨国福麻辣烫では具材の重さで値段が決まります。100gあたり400円でした。
好きな具材を取りましたが、自分がどれだけ具材を取っているのか分からない。何円するのでしょうか?


3.お会計とスープの辛さの選択

スープの選択とお会計具材をボウルに取り終えたら、レジへ進みます。
ボウルを店員さんに渡すとその場で重さを測ってくれます。重さはなんと0.422kg。値段は1680円。

そしてスープの辛さを伝えます。3段階で辛さが選べます。辛いのが好きな魅力技研は大辛を選択。
頼んだ後にやや怖くなりました。食べられるのだろうか?
それと、キャンペーンで具材が一定以上の重さに達した為(400gかな?)麺がサービスで付いてくるそうです。インスタントラーメンは予め取っていたので、とうもろこし麺(玉米麺)を選択しました。Paypayでお会計を済ましました。


レシート番号が書かれたレシートを受け取り、席に座って待ちます。番号が呼ばれ、運んで来てくれました。美味しそうですね。


店内には調味料が置かれているスペースがあり、ラー油や砂糖などが置いてあります。味変の為に、辛いラー油を小皿に入れて取って来ました。


席に戻り、早速いただきます。スープを飲んでみます。辛いし、花山椒の痺れる感じもあります。ですが、スープが動物系の為、クリーミーさというか、まろやかさも感じます。

具材もスープと絡んで美味しいです。煮込まれてくたっとしたチンゲン菜もいい。辛いスープのおかげでお肉の甘さも引き立ちます。
辛さと熱さですごい汗かいてます。

麺が結構ボリュームがあると感じました。2種類入っていることもあるのでしょうね。既に辛いのですが、途中で味変です。小皿に確保しておいたラー油を入れて食べてみます。辛味が増し、更に美味しくなりました。

おすすめ具材

揚げパン

揚げパン

油条(ようてぃぁお)という中国の揚げパンですね。中国では朝食などでよく食べられます。この揚げパンをスープに浸してビチャビチャにして食べると美味しいんです。

浸すとこんな感じに

まとめ

ご馳走様です。名残惜しくスープを蓮華で掬って飲んでいます。試験後の体に染み渡る麻辣スープ、ご馳走様でした。

お店の情報

お店の名前:杨国福麻辣烫(大久保店)
住所:東京都新宿区百人町2-21-2牧田ビル1F
最寄駅:高田馬場駅

【閉店】羊料理屋で食べるケージャンチキン|東京・神田

三越前、神田、日本橋の情報をお伝えする三神日シリーズ。
今回はランチで「ビストロひつじや神田店」に訪れました。ランチメニューのケージャンチキンが美味しかったのでおすすめとして書きます。

本銀通りに面するこのお店。看板にはかわいい羊のイラストが描かれています。お店は地下にあり、階段を降ってお店に入ります。店内は地上から見た外観と比べ、かなり広い印象です。そして地下であることから日が入らないこと、美しいトルコランプで装飾されており、隠れ家感が出ています。

ケージャンチキンが何だか気になる

メニューを確認しましたが、ランチセットは種類が豊富です。

ビストロひつじやのメニューの一部
カレーなどこの写真の他にもランチメニューがあります。

カレーのセットや肉料理のセットもあります。魅力技研はケージャンチキンのセット(650円)が気になりました。正直ケージャンチキンが何かを知らないですけど。
この時点では「ジャン」と名前につくのだからコチュジャンみたいなタレが絡んでいるチキンなのではないかと推測します。確認のためにもケージャンチキンセットを発注します。

ケージャンチキンがやってきた!

ケージャンチキンのセット
プレートの上にケージャンチキン、ライス、サラダ、スープが載っています

10分ちょっと料理が来るまで待ったでしょうか。金属のプレートにチキンが乗ってケージャンチキンがやってきました。他にもスープとサラダ、ご飯が乗ってます。ケージャンチキンは予想と違うシンプルな見た目。ジャンが見当たりません。まずは食べてみましょう。

ケージャンチキン
ドーンとお肉香ばしく焼かれています


ジューシーで柔らかい鶏胸肉。胡椒をはじめとしたスパイシーな味わい。食べ続けるとヒリヒリする位の辛さ。唐辛子と胡椒の2つの辛さを感じます。そして辛さの中に微かに甘い香りを感じます。シナモンとかクローブとか、そんなスパイスも入っているのかもしれませんね。ケージャンチキンが200gとメニューに書いてありましたが、ペロリでした。

ケージャンチキンのケージャンとは?


食べ終えた後、ケージャンチキンとは何かを調べました。そもそもケージャンチキンの「ケージャン」は諸説ありますが、フランス系カナダ人の子孫によって形成された、ルイジアナ州南部の地域のコミュニティの人達を表す言葉だそうです。コチュジャンや豆板醤などのジャンではなかったということですね。
ケージャン料理の特徴としては「豊富なシーフードを野菜と和え、1つの容器に入れて、コミュニティの皆で食べることもあるそうです。味はとてもスパイシー。ケーャン料理のポイントは風味が層を成していること。そしてその味の重なり合いがとても心地良いこと」だそうです。

ケージャン料理の特徴をまとめるにあたり、参考にしたサイトhttps://www.mydomaine.com/classic-cajun-dishes

このお肉は鶏肉でシーフードではないのですが、スパイシーで尚且つ、複数のスパイスからなる味わいを感じるという意味ではケジャン料理に当てはまっているのかもしれません。
次にスープです。カップに入って提供されるスープはコンソメ味でカップの底に野菜などが沈殿しています。シンプルで美味しいです。
次にサラダについて、玉ねぎでしょうか。香味野菜の風味を感じるサラダです。

かごに入って提供されたナン
あっさりとしたナンはついてきた

ランチメニューを頼むとナンがついてきました。小さなかごにナンを数枚(大きめな手のひらサイズが4枚から5枚位)入れてテーブルの上に置いてくれます。カレーを頼んでないのにナンを食べるというのがちょっぴし新鮮ですね。既にプレート上には白いご飯もありますし。お好み焼きにご飯的な感覚なのでしょうか。
しかし、魅力技研はナンにご飯は合わないと考え、皿を見渡しました。するとケージャンチキンが目に入りました、そこでナンでケージャンチキンを挟むことにしました。名付けてケージャンチキンサンド。そのまま。食べてみると美味しい。

ケージャンチキンをナンで挟んでみました
ケージャンチキンをナンで挟んでみました

お店によってナンはバターをたっぷり塗ってあり、甘い香りがするものも少なくないのですが、ビストロひつじやのナンはあっさりしています。このナンがあっさりしているのでシンプルな味わいの鶏肉を邪魔しないんです。もしケージャンチキンを注文する機会があれば、ケージャンチキンサンドにチャレンジしてみては?

まとめ・予告

今回ビストロひつじやにお邪魔してケージャンチキンを食べました。スパイシーな味わいでとても美味しかったです。またメニューの種類が豊富ということもあり、また行きたくなるお店でした。

そして予告です。ランチメニューにあったチュニジアの餃子とスペアリブのセットが気になったので魅力技研がお店に行って記事を書きます。チュニジアの餃子とは何でしょうか?お楽しみに。

お店の情報

店名:ビストロひつじや神田店
住所:東京都千代田区鍛治町2-13-24 神田駅前高架下 2F
最寄駅:JR「新日本橋」から徒歩約3分、JR・銀座線「神田」から徒歩約6分

日本橋の昼休みで福島を楽しもう「日本橋ふくしま館MIDETTE-ミデッテ-」|東京・三越前・日本橋・三越前

ふくしま館MIDETTE-ミデッテ-の外観

新日本橋にある福島のアンテナショップへGO!

こんにちは。魅力技研です。今回は三神日シリーズ、今回は日本橋の昼休みで福島を楽しもうということで、福島県のアンテナショップ「日本橋ふくしま館MIDETTE-ミデッテ-」に訪問した体験について書きます。

新日本橋駅近く、みずほ銀行の隣にある日本橋ふくしま館。

画面右奥みずほ銀行の隣に福島館があります。
画面右奥みずほ銀行の隣に福島館があります。

木で装飾された建物は近づくと、結構存在感があるんです。ふくしまの「ふく」の部分が朱色の丸で囲まれてます。「ふく」を「福」とかけているのでしょうか。なんだか縁起が良さそうですね。

木で装飾された外観はナチュラルな雰囲気
木で装飾された外観

店内は福島の特産品が並んでいるショーケースや工芸品が並べてある棚があります。魅力技研の他にも結構な数のお客さんが店内を見てました。客層はどちらかと言うと観光っぽい方が多いかな。平日の昼間なのに賑わっているのだと意外に思いました。

日本酒が置いてあったり、自宅で有名店のラーメンが食べられるセットなど興味をそそられるアイテムが置いてますね。喜多方ラーメンを横目にしながら店内奥の食事スペースに進みます。

飲食スペースの手前に注文と会計をするところがあります。
老麺まるやの喜多方ラーメン(770円)を注文します。お会計を済ませると番号札をくれました。呼ばれたら取りに行くフードコートのような仕組みなのですね。

座席は新型コロナウイル対策で向かい合わせにならないよう、また隣との間隔も開けるような配置になっていました。1人で行くのにはぴったしですね。食事スペースには1体の大きな赤べこがいました。この赤べこも感染症対策でしょうか。マスクをつけています。かわいいですね。お互い感染しないように気をつけましょう。

マスクをした赤べこ
マスクをした赤べこ

席で座っていると僕の番号が呼ばれました。ラーメンを取りに行きます。席までこぼさないように運びます。

老麺まるやの「喜多方ラーメン」

お待ちかねの老麺まるやの喜多方ラーメンは見た目は中華蕎麦って感じの醤油ラーメンみたい。
魅力技研は初めて今回喜多方ラーメンを食べます。楽しみです。
具はチャーシュー、めんま、ねぎ、なるとが乗っています。シンプルで絵に描いたラーメンみたいです。

老麺まるやの「喜多方ラーメン」
老麺まるやの「喜多方ラーメン」

まずはスープを飲んでみます。醤油ベースであっさりしているのですが、同時にふくよかな風味を感じます。出汁には豚や鶏、魚介、野菜などを組み合わせているそうです。このふくよかな感じは合わせ出汁によるものなのですね。麺をすする度にふくよかな香りが口の中に入ってきます。ネギの青っぽい香りもこのスープによく合います。

麺はやや平たくもちもちしていた印象です。

麺はやや平たいです。

そしてチャーシューが美味しかったんです。チャーシューの豚バラ肉は脂の癖がなく、醤油の味が染み込んでいます。正直チャーシュー麺にすればよかったと後悔する位美味しいです。

醤油の味が染み込んだチャーシュー
醤油の味が染み込んだチャーシュー

初めての喜多方ラーメン、中華蕎麦のような見た目とは裏腹に、ふくよかなスープが癖になる素敵なラーメンでした。
御馳走様でした。

ちなみにミデッテに来るといつでもまるやの喜多方ラーメンが食べられると言う訳ではなく、期間限定で福島のお店が交代で出店しているそうです。次回行く時はどんなお店が出店しているのか楽しみです。


店内を散策します

ラーメンを食べ終わり、ついでに店内を歩いてみます。なんだか旅行でお土産屋に入った気分です。こんなにワクワクと楽しい気持ちになるとは思わなかったです。昼休みになんちゃって福島トリップです。

超濃厚!酪王やさしいカフェオレ

店内を見ていてお酒やラーメンも気になったのですが、カフェオレを買ってみました。「酪王やさしいカフェオレ」初めて目にしました。

酪王やさしいカフェオレを購入

実はこのカフェオレはこの後、魅力技研史上、最高のカフェオレになります。

帰り道ストローを挿して飲みながらオフィスに戻ります。
飲んでみると驚くのがミルクの濃さ。甘くて濃厚なミルクの味、まるで生クリームとコーヒーを混ぜたようなイメージです。このミルク感たまらないですね。パックには生乳50%以上使用と書いてます。

ちなみにノンカフェインです。昼食後の覚醒効果は見込めません。パックの説明書きを読むとノンカフェインは40周年を記念して登場した新シリーズらしいです。40年も続いてきた味は伊達じゃないですね。

まとめ

福島のアンテナショップ「日本橋ふくしま館MIDETTE-ミデッテ-」では美味しい福島グルメや名産品などを、東京日本橋にいながら福島に触れることができるおすすめスポットです。
観光でこの付近にいらっしゃった方は勿論、このあたりで働かれている方も昼休みに訪れて、福島県を楽しんでみるのはいかがでしょうか。


鈴木飯店のつけ麺

また別の日鈴木飯店が出店していました。魅力技研は魚介つけ麺を発注します。

黄色いちぢれ麺は噛むと甘みを感じます。つけ麺のスープはコクのある醤油味。
しっとりしたチャーシューは醤油の足が染み込んでいます。そのまま食べても美味しかったです。

モニターには磐梯山の風景が映し出されています。食べるだけではなく、見ても楽しい福島県。

お店の情報

店名:日本橋ふくしま館MIDETTE-ミデッテ-
住所:東京都中央区日本橋室町4-3-16柳屋太洋ビル1階
最寄駅:銀座線・半蔵門線「三越前」から徒歩約3分、JR「神田」徒歩約5分、JR「新日本橋」から徒歩約1分

ライスが合う武道家龍のラーメン|東京・成城学園前

武道家龍のラーメン

はじめに

今回は成城学園前にある家系ラーメン「武道家龍(ぶどうかりょう)」を紹介します。

成城学園前駅に位置する武道家 龍は近くに大学があり、多くの学生が武道家に足を運んでいます。中には週に複数回通う熱いファンも。魅力技研もそのひとりでした。
このラーメンを紹介できる日をどれだけ心待ちにしていたか。だから今回この記事を書けてとても嬉しい。

いざ、武道家龍へ

小田急線成城学園前駅の出口を出て、三井住友銀行がある方へと渡ります。信号を渡ったあたりで既に武道家龍から豚骨の香りが。この時点でワクワクします。

お店の外観
お店の外に漂う豚骨の香り

正直、新型コロナウイルスの影響で武道家の活気がなくなっていたらどうしよう。そんな心配をしていました。
しかし、お店に到着すると、お店は満員。僕の心配なんて要らなかった。
ファンの胃袋がっつり掴んで離さない武道家。ほっとしました。

階段を上りドアを開ける。カウンターの中で振り向いたのは店長。
相変わらず素敵な笑顔と挨拶「せーい」。
武道家のお店の方からいつも元気をもらう。

入ってすぐに置いてある券売機で食券を購入。今回、魅力技研はラーメン全部のせ(1000円)を注文。学生の頃、大変よくしてもらった。ほんの少しでもその恩を返せたらと思う。

店長に案内されてベンチに座り、席が空くのを待ちます。先客が食べ終わり、カウンターの席へ。先程の食券を店員さんに渡す。
家系なので、麺の固さ、味の濃度、油の量を選ぶことができます。魅力技研は硬め・濃いめ・多めを注文。無料のライスもお願いしました。
後ほどご紹介するが武道家のラーメンはライスが合う。是非、一緒にライスも注文してください。

ラーメンの前にご飯を出してくれました。カウンターの上の漬物をライスの上に乗っけて食べる準備をします。

ラーメンがやってきました

全部のせラーメン

ラーメンが届きました。
全部乗せで頼んだラーメンは見た目がとってもボリューミー。チャーシュー、海苔、味玉、野菜はネギやキャベツ、ほうれん草が載っています。美味しさを伝える為に沢山の写真を掲載します。

斜めから撮影したラーメン
野菜がてんこもり
野菜がてんこもり

まず、スープを一口レンゲで掬って飲んでみます。くぅ〜。
豚骨の旨味とコク、風味をたっぷり含んだスープが体に沁みます。美味しい。

武道家龍はライスを食べるのが楽しい

麺を食べたいところですが、麺を食べやすくする為にまず麺の上に乗っている具材から先にいただきます。
ラーメンのスープに具材の海苔を浸します。ビシャビシャに。

海苔をスープにひたす
海苔をスープにひたす

そしてスープ吸わせたご飯を巻いて食べます。美味しい。卓上の豆板醤を一緒に巻いても美味しいです。スープのまろやかさが豆板醤の辛さを包み込むのです。

スープでクタってした海苔でライスを巻いて食べる

次にほうれん草をライスの上に乗っけて一緒に食べます。柔らかく茹でてあるほうれん草が重なって層を作っています。ほうれん草とほうれん草の間にできたこの隙間がスープをしっかりとキャッチ。ジューシーに仕上がったほうれん草とご飯の組み合わせも大好き。

今度は特におすすめの食べ方。
ラーメンの上に乗っている味玉をご飯の上に移動させます。更に卓上にあるニンニクの香りがする特性のタレをかけて卵かけご飯風にして食べます。

卵かけご飯風
卵かけご飯風

卵を割ると半熟の黄身がとろ〜っと出てきます。タレと黄身とご飯が合います。武道家はラーメンは勿論、美味しいのですが、ご飯を食べるのもとっても楽しいんです。

ラーメンを食べます

太く縮れた麺

トッピングした具材とライスを程々に食べ、いよいよ麺を食べます。
武道家龍の麺は太く縮れている。固めで頼んだ麺はプリプリで食べ応え抜群。
武道家のチャーシューはしっとりしたお肉。

しっとり美味しいチャーシュー
しっとり美味しいチャーシュー

濃厚なスープとあっさりめのお肉でバランスをとっているのかもしれません。
くたっとしたキャベツと濃いスープも合います。
途中で卓上のニンニクをラーメンに入れました。ふわっとニンニクの香りが立ちます。更に食が進みます。

迫力ある濃厚スープ

武道家龍のスープは赤茶色。
この武道家龍のスープについて説明書きを見ると1日計200Kgの様々な部位の豚骨を超強火で炊き出して作るそうです。確かに厨房の大きな寸胴鍋を時折かき混ぜる様子が見えます。濃厚さが他の家系ラーメンと比べても桁違い。豚骨の香りや風味をがっつりとした迫力があるスープです。

麺を食べ終えたら、残っているライスを蓮華で掬ってそのスープへ。お米の粒にパンパンにスープを吸わせて食べちゃいます。

確かに濃厚で満足するのですが、食べ終わった後にしつこさが尾を引かないと感じました。野菜が沢山載っているからでしょうか。
麺を食べ終わりスープを飲みます。「次の一口で終わりにしよう」何回心の中で言っただろうか。しかし、スープを蓮華で運ぶ右手が止まらない。「また来れば良い」そう強く言い聞かせて手を止めます。
一緒に来ていた友達はスープ全部飲んでました(笑)

御馳走様でした。久しぶりの武道家。美味しかった。
帰りがけに店長が「頑張ってね」と声を掛けてくれた。
僕も「頑張ってください」と返した。
いつまでも残っていて欲しいお店、武道家 龍でした。

ラーメン好きもライス好きも是非武道家 龍に行って美味しいラーメンとライスを食べてみてはいかがでしょうか。

お店の情報

店名:武道家 龍
住所:東京世田谷区成城2-34-1
最寄駅:小田急線「成城学園前」から徒歩約1分

松戸でクラフトビールを飲むなら松戸ビール

最近クラフトビールというジャンルが巷では話題になっていますね。
クラフトビールの定義は諸説あり、一概には言えないのですが、ざっくりと、そして乱暴に大手メーカーじゃない奴とここでは定義します。具体的にメーカー名を挙げながら説明すると、アサヒ、キリン、エビス、サッポロとかじゃない奴。
有名どころだとよなよなエールとかインドの青鬼とか。最近はスーパーでもクラフトビールが売られているのを見かけたりしますね。そして国内外のクラフトビールを飲むことができるクラフトビールを売りにしたお店などもありますね。

そしてそんな美味しいクラフトビールが飲めるお店が松戸にはあるのです。前述の通り、クラフトビールが飲めるお店はそこそこあって、どうして千葉県松戸で会クラフトビールなの?って思われるでしょう。
しかし、もし仮に松戸で醸造されたビールが飲むことができるお店があるとしたら、行って飲んでみたくはなりませんか?
実は松戸の駅近くに松戸で醸造されたクラフトビールが飲めるお店があるのです。その名も「松戸ビール」。
今回魅力技研はそのお店に行き、松戸で作られたクラフトビールを飲んできたので紹介します。

かわいい外観のお店

かわいい絵が描かれたお店の外観
かわいい絵が描かれたお店の外観

松戸のイトーヨーカ堂(プラーレ)の近くに気づいたらお洒落なお店ができていた。インスタ映えする様な外観。
流行りの飲み物でも売っているお店ができたのだと最初は思っていた。タピオカとかバナナジュースとか。
気になって近づいてみるとそこはタピオカやバナナジュース屋ではなく、ビール屋だった。しかもこの松戸の地でビールを作っているという。
松戸でビールが作れるのかと非常に興味深いと思った。入ってみるとお店の外観を裏切らないお洒落な感じ。タピオカが出てきても驚かない雰囲気。

カウンター席とテーブル席があり、カウンターの席に通してもらった。
店内には既に先客がいて、どの人もビールを味わって飲む様子が印象的だった。ビールを飲むという行為はこんなに特別なことだっけかと考えさせられる。
早く松戸のビールを飲んでみたい。

数種類の松戸のビールが楽しめる

メニューを見ると5-6種類くらいのビールが飲めるらしい。どれも飲んでみたい。取り敢えず上から頼んでみることにした。
ビールはそれぞれ試し飲みできる少量からでも頼めるようなってました。今回はレギュラーサイズで頼みました。

1杯目「月白 爽」

1杯目「月白 爽」。またセゾンスタイルでベルギー風と書かれている。
魅力技研はビールに詳しくない。もっと言ったら苦く感じるビールは苦手意識があり、最近まで飲む事ができなかった。
そんな魅力技研にとって説明書きは何のことだかさっぱり。帰って調べたらよなよなエールのサイトに説明がありました。引用します。

セゾン(Saison)は、ベルギー南部で昔から飲まれていたビアスタイルです。オレンジやレモンのような柑橘類を思わせる香りと、スパイシーな香りが一体となった複雑な香りが特徴的。

セゾン(Saison)ってどんなビール? | よなよなエール公式通販 – よなよなの里

カウンターの奥にはビールサーバー、ビールが出てくる蛇口があり、そこから魅力技研が頼んだビールが注がれている。ワクワク。
そうしてお尻のところがぼってりしたかわいい形のグラスに1杯目の松戸ビール「月白 爽」が注がれて運ばれました。

松戸のビール「月白 爽」
松戸のビール「月白 爽」

いざ飲んてみます。うわ、軽くて飲みやすい。苦味はほぼない。苦味というよりは酸味かな。すっきりとした甘い香りが口に広がります。
いけるビールだ。ビールがずっしり来るという感じではないので、様々な料理に合う気がします。飽きない旨さ。お喋りとかしながらだと軽いから飲み過ぎちゃうかも。美味しいな。
魅力技研みたいにビールの苦味が嫌なんだっていう方にもおすすめできるビール。ごくごく飲んじゃった。

2杯目「松戸ホワイト」

正直もう1杯飲みたい。しかし、様々な種類がある中でを「月白 爽」お代わりするのも何だかもったいない気がして。せっかくだから色々飲みたい。
ローラー作戦再開。2杯目は「松戸ホワイト」を発注。

メニュー表には夏蜜柑と山椒を使用していると書いてある。甘かったり、ピリリと辛かったりするのでしょうか。飲むのが楽しみ。
ビールだけ飲んで帰ろうと思ったが、お腹も空いてきて。「やみつきピリ辛チキン」も「松戸ホワイト」と一緒に発注しました。
色んなお客さんが天ぷらを頼んでる。人気なのかな。

先に2杯目のビール「松戸ホワイト」が来ました。
気のせいか、1杯目の「月白 爽」と比較すると色が明るく、黄色っぽいと思う。そういえばビールの色ってどうやって決まるのでしょうか。

松戸のビール「松戸ホワイト」
松戸のビール「松戸ホワイト」

ビールに続きお待ちかねの「やみつきピリ辛チキン」もやってきました。
それぞれとても美味しかったので紹介していきます。

松戸ホワイトまずは「松戸ホワイト」。夏蜜柑を使っているということもあり、ふわりと優しくみかんの香りがします。山椒の香りは魅力技研の鼻は感じ取りませんでした。そして飲んでみてもピリリと辛いということもありませんでした。
代わりといっては何だがコーンのような優しい香りがする。飲んでみると1杯目の「月白 爽」と異なり、酸味はなく、後味に弱い柑橘系の香りが口の中に残る感じ。こちらも苦味が少なく非常に魅力技研好みなテイスト。下手したらビール好きより、ビールがどちらかというと苦手という魅力技研のような人たちでお店いっぱいになるんじゃないって感じ。

名物「やみつきピリ辛チキン」を食べる

実は今回お邪魔した時は発注しなかったけど、実は松戸ビールはクラフトビールだけではなく、蕎麦も売りのお店。
そばのつゆのかえし、つまり、つゆの素を使っているらしいチキン。別名「かえしチキン」。熱々のチキンを運んでくれました。

蕎麦つゆのかえしを使ったやみつきピリ辛チキン
蕎麦つゆのかえしを使ったやみつきピリ辛チキン

熱々だけど火傷覚悟で素手で掴み口に運ぶ。
かえしのあまじょっぱさと野性的な山椒の香り。日本の旨さと中国の香りが手羽先に込められている。心からこのチキンを頼んでよかったと思う。ビールにすごく合う。
山椒の青っぽい香りと気化した肉と油の香りが鼻腔をつく。スパイシーでいい香り。かじりつくとパリパリした表面と中のジュワッとしたお肉が美味しい。
そして山椒が効いていて食べた後に舌が少しヒリヒリする。そのヒリヒリを爽やかなビールで流す。完璧だ。手羽先の把手(とって)のぷにぷにした部分にかぶり付くとジュワッと油が出てくる。たまらない。

妄想「山椒ラブストーリー」

これは妄想の中の山椒の話。同じ山椒の粒から生まれた山椒の粉。
しかし、山椒はそれぞれ別の道を辿った。ある山椒はかえしと仲良くなりチキンに。そしてある山椒は夏蜜柑と意気投合しビールに。
そして彼らはやみつきチキンと松戸のクラフトビールとして再び出会う。
そうこれは山椒の邂逅。

飲むペースが早かったか、酔いが回ってきた感じ。魅力技研の場合、だからどうなるということもないのだけれど。ビールを全部飲むつもりで来たつもりが2杯とチキンで満足してしまった。帰ろう今日は。ご馳走様でした。

テイクアウト・量り売りもあるよ

そして朗報。松戸ビールはテイクアウトや持ち帰り用で瓶ビール、またビールの量り売りもやっている。
父の日のプレゼントにビールを購入することにする。びっくりするだろうな。松戸のビールなんて。喜ぶ顔を思い浮かべながら帰路に就く。

お家でも松戸のビールが楽しめます
お家でも松戸のビールが楽しめます

まとめ

松戸で醸造されたクラフトビールとやみつきピリ辛チキンが楽しめるお店「松戸ビール」。
ビールの爽やかですっきりとした味わいはごく
けれどビールとチキンの組み合わせるととても相性がよい。これから夏にかけてビールが美味しくなる季節。
松戸で生まれた爽やかな味わいのビールはいかがですか。

お店の情報

店名:松戸ビール
住所:〒271-0092千葉県松戸市松戸1151-2
最寄駅:JR、新京成線「松戸」から徒歩4分

松戸のムンバイでチキンが美味しいカレーを堪能|千葉・松戸

ムンバイのダブルカレーセット

松戸駅周辺にあるカレーの美味しいお店ムンバイ

今回は松戸駅からにあるスパイスカレーのお店ムンバイをおすすめとして紹介します。

昼ご飯を食べようと松戸駅東口周辺でお店を探していました。兎に角でラーメンも良いなと思い、伊藤楽器がある通りを進もうとしたところ、並んでいるのを見つけてしまった。並ぶのが苦手な魅力技研は今日は兎に角は諦めます。さすが人気のラーメン屋、コロナなんてなんのその。でも繁盛しているようで何よりです。
昼飯探しを再開します。兎に角が混んでてダメなら兎に角の系列の蝙蝠(こうもり)なら空いてるかもということで、蝙蝠がある方向へ歩きます。すると、次第に同じ方向にあるムンバイにも行きたくなりました。悩みましたがムンバイに決定しました。

ムンバイのメニューが書いてある看板
ムンバイのメニューが書いてある看板

ムンバイに到着

煉瓦の建前の2階にあり、気付かない方も多いスパイスカレー屋ムンバイ。しかし、カレー好きは名前位は聞いたことがあるという人も多いお店です。
象が描かれた黄色い看板と1階に置いてあるメニューが書いてある看板が目印です。

松戸にあるカレー屋ムンバイの看板
松戸にあるカレー屋ムンバイの看板

店内へ入ります

建物の中に入ると薄暗く雑居ビルみたいな雰囲気で不安になるかもしれませんが、階段を登ってすぐ右手に入口が見えます。入ります。カランコロン。

ムンバイの入り口

店内はコンクリート剥き出しで、一見カフェみたいな雰囲気。お母さんと娘さんらしき、家族連れのお客さんが1組いました。カウンターとテーブル席がありますが、カウンターに通してもらいました。

ダブルカレーセットでカシミールとインドを食べる

いつもスパイスカレーのお店に行った時にメニューを決めるのが結構迷ってしまいます。沢山種類がありますから。ムンバイはランチ時に数種類のランチセットを販売してます。欲張りな魅力技研は2種類のカレーが食べられるダブルカレーセット(850円)にしました。カレーはカシミールカレーとインドカレーをチョイス。コーヒーとサラダも追加で付けられますと店員さんに言われました。せっかくなんで一緒に頼みました。追加は200円。

カレーが運んでいただく前にサラダを持って来てくれました。魅力技研はスパイスカレー屋のサラダが結構好きです。細切りの野菜においしいドレッシングがかかっているんですよね。ムンバイのサラダのドレッシングはなんだかカレー色。どんな味がするのでしょうか。

追加の料金を払ってつけたサラダ
追加の料金を払ってつけたサラダ

インドカレーとカシミールカレーが到着

左手前がインドカレー、左奥がカシミールカレー、右手前がライス、右奥がボテトサラダ
左手前がインドカレー、左奥がカシミールカレー、右手前がライス、右奥がボテトサラダ

程なくしてカレーも運ばれてきました。プレートの上にカレーの容器が2つ。手前がインドカレー。奥がカシミールカレーです。右側にライス。奥にポテトサラダがついてきました。

まずはインドカレーを一口食べてみます。カレールーの粘度は低く、サラサラしています。サラサラしているのに、味はぼやけることはなく、旨味を感じます。そして香辛料が聞いていますね。

カレーにライスを沈めて食べます。
カレーにライスを沈めて食べます。

インドでは南と北の地方でカレーの種類が異なると言われています。北の地方のカレーは比較的粘度が高いんです。例えばバターチキンカレーのような濃厚なカレーが代表的ですね。そして南のカレーはサラサラしていてムンバイのカレーのような感じです。具材としては器の底の方にみじん切りにされた玉ねぎが見えます。食べ進めて底の方に行くにつれ具材が沈殿しているので粘度が高くなります。
次にカシミールカレーを食べてみます。こちらもサラサラしているカレーです。そしてかなりスパイシーです。辛い。汗がすぐに出てきます。カシミールカレーはニンニクが味のベースになっていると言いますか、味を支えている印象です。
辛いので今度は口を休ませる為にサラダを食べていきましょうか。まずはプレートの上に乗っかっている黄色いポテトサラダを食べてみます。中の上くらいのじゃがいもの潰され具合ですね。また、味が日本の多くのポテトサラダと異なる点があります。それはココナッツのコクと風味をムンバイのポテトサラダから感じるということです。ほんのり甘い感じがします。スパイスと格闘した舌に優しいです。
また、追加で頼んだサラダにかかっていたドレッシングはカレーの風味。インドカレー屋さんで出してもらうサラダって結構好きなんですよね。千切りの野菜にドレッシングがかかっているだけなんだけど、シャキシャキさとシンプルさが良いのです。

さあ、またカレーを食べていきます。カシミールカレーはやはり燃えるように辛いです。カシミールカレーの後にインドカレーを食べるとカシミールカレーが辛いせいか、インドカレーから相対的に甘味を感じるようになりました。

具材の鶏肉がしっとり美味しい

またムンバイのカレーで好きなところがあって、それは具材の鶏肉がおいしいということ。脂身がほとんどない、旨味の強い部位の鶏肉が使われてて最初は砂肝やレバーなどの内臓肉を想起させるようなさっぱりとした印象なのですが、とても美味しいです。カレーは煮込めば煮込む程おいしいと考える方もいらっしゃるのですが、必ずしもそうではなくて、煮込めば煮込んだ分、具材の旨味はスープに溶け込んでいってしまうんです。具材を主役として食べたいという時はある程度煮込んだら一旦鍋から取り出すなどの工夫をしないといけないのです。ムンバイのカレーは主役として鶏肉を食べていておいしいと思うんですよね。先程もお伝えしたのですが、脂をほとんど感じさせないさっぱりさがありながら、ボロボロと硬いのではなく、しっとりとした仕上がり。好きです。そんな鶏肉を包み込むカレーとの相性も非常に良い。

滝のような汗をかきながらインドカレーとカシミールカレーを交互に食べていると、店員さんが笑いながら「辛いですか?」と声をかけてくれました。僕は正直に「辛いです。でも美味しいですよ」と答えました。それと疑問に思っていたことを聞きました「カレーはつけて食べるのが正解なのですか?それともご飯にかけて食べるのが正解なのですか?」すると「どっちでもいい」という回答が得られました。

無事、スパイシーなカレーを食べ終わると汗をかいたからでしょうか。それとも辛いものを食べきった達成感でしょうか。非常にスッキリとした感じがします。ムンバイのカレーが美味しかったことには間違いない。

食後のコーヒーとチョコでほっこり

食後にコーヒーを持ってきてくれました。粒チョコもついてますね。まろやかな味のコーヒーと、甘いチョコレートがカレーでホットになった心をほっこり落ち着かせます。ふー、満足感。

是非、辛いスパイスカレーが好きという方、インドカレーが好きな方はムンバイにカレーを食べてみてください。選んだカシミールカレーとインドカレーはスパイシーで美味しかったです。カレーの具材の鶏肉もしっとりとしていて美味しいです。またテイクアウトもやってました。

お店の情報
店名:カレーハウスムンバイ
住所:〒271-0092 千葉県松戸市松戸1150
最寄駅:JR・新京成「松戸」から徒歩約4分

辛さがやみつき。美味しい火鍋の食べ方を分かりやすく説明

火鍋の写真

魅力技研は火鍋が好きです。長春で先輩と一緒に火鍋を初めて食べて以来、日本でも食べられるお店を見つけて火鍋を食べるようになりました。現在では月に一度のペースで食べる程好きな食べ物です。(新型コロナウイルス の影響で最近は行けてはいないのですが)初めて食べた時は赤いスープが正直かなり辛く感じました。周りの中国の人は平気な顔で美味しそうに、そして楽しそうに食べているのに。しかし数回食べていると辛い火鍋も美味しいと感じるようになりました。火鍋を顔一杯に汗をかきながら、時には花椒などの香辛料にむせながら食べます。

火鍋の写真
火鍋の食べ方

火鍋の食べ方を説明します

火鍋を食べた事のない読者の皆様にはまだ火鍋の魅力を伝えられていないのかもしれません。だから今回は火鍋の魅力と食べ方についてを書きます。火鍋は日本の馴染みのない方には難しいという認識をお持ちの方も多いですが、それは誤解で難しいことはありません。この記事を読んだ後、読者の皆さんはすぐに火鍋経験者と同じ様に食べることができます。

火鍋は寒い冬の時期には香辛料体が温まるのでぴったしですし、暑い夏にも辛い火鍋を食べることで汗を出してスッキリするのも良いですよね。もうオールシーズン火鍋は良いですね。友達や家族と話しながら、美味しい火鍋を食べて心も体も満足する時間を過ごしていただければと思います。そんな時間を作れるようここからしっかり食べ方やコツについて説明していきます。お付き合いよろしくお願いします。

火鍋を構成する3つの要素

まず初めに火鍋を構成する要素は大きく分けて3つあります。1つはスープ。2つ目に具材。3つ目につけだれ(調味料)です。

要素1:火鍋のスープ

はじめにスープについて説明します。火鍋の食べ方は日本のしゃぶしゃぶと似ており、具材を最初に全て入れて煮込むのではなく、食べたい具材を都度入れて食べます。しゃぶしゃぶはだし汁で具材を入れて食べますが、火鍋の場合は鶏ガラや香辛料を使ったスープに具材を入れて食べます。

実は火鍋のスープは必ずしも辛くはありません。火鍋と聞いて恐らく多くの方が想像するのがおしどり火鍋とも言われる、1つの鍋に赤と白の2色のスープが仕切られた状態で入っている火鍋かと思います。そしてその赤いスープは辛いです。白いスープは鶏肉などの旨味と香辛料で構成されています。
しかし、実は火鍋のスープは2種類だけではありません。他にも沢山のきのこで出汁をとったキノコ味やトマト味や香辛料を含めた漢方食材を入れた薬膳火鍋があります。
また赤いスープ(麻辣湯)も辛さが選べるお店も多いです。例えば辛くないものから順に、微辣(ウェイラー)、中辣(ジョンラー)、特辣(トゥーラー)といったように複数の辛さから選べます。自分の舌と相談してスープを選んでください。
是非初めての方には微辣をお勧めします。

辛さの選択をミスしてしまってはせっかくの火鍋タイムも台無しになってしまいます。是非辛さに自信がある方も含め最初は微辣が良いかと思います。
また、赤くて辛いスープは油を多く使用していることもあり、飲み過ぎは油分を沢山摂取することになるかもしれません。注意してください。まあ、美味しくてついつい飲んでしまうんですけど。

スープはお店によっては赤かったりオレンジ色の豆腐の様なものが鍋に入って出てくることがあります。魅力技研も最初このタイプのスープを中国のお店で見た時驚きました。血を固めた豆腐かな?オーダーしてないよ!スタッフー!これ頼んでないよ。ぼったくるつもりなのかなと思ってお店の人に訊いたら「スープの素です」って、実は固形スープの素でした。
火にかけてしばらくほっとくと溶けて美味しいスープになります。この時、顔が火鍋のスープくらい赤くなりました。店員さんぼったくりを疑ってすみませんでした。

また火鍋を食べていくとスープが蒸発して減っていきます。そういう時は店員さんにスープを足してって言えばヤカンを持ってきてくれて注いでくれます。

要素2:具材

次に具材について紹介します。具材は食べ放題にしているお店も多数あり、好きな具を好きなだけ食べることができます。魅力技研の場合、よく食べるのと、金額を気にして食べるのが嫌なので食べ放題のコースがあるお店をなるべく選んでます。

注文方法はお店によって異なり、店員さんに注文するタイプや自分で具材が置いてある冷蔵ショーケースに取りに行くタイプもあります。
具材を選ぶ時に自然と一緒にいる人と会話が生まれるのも火鍋のいいところかなと思います。例えば「〇〇食べられる?」とか参加者各自で具材を選んできて「これ何?」とか参加者を指名して「お肉担当大臣に任命します」とか。火鍋には色んなコミュニケーションのきっかけがあります。

具材の話に戻ります。火鍋で使う具材として肉や海鮮、野菜は勿論、中国ではカエルを具材として提供するお店もあります。
具材の全てを書くことは難しいですが、よくお店に置いてある具材についてまとめてみました。

肉・海鮮系
  • 豚肉
  • 牛肉
  • 羊肉
  • イカ
  • 白身魚の切り身
加工肉系
  • つみれ
  • 鴨の血を固めた豆腐
  • ソーセージ
  • 肉団子
きのこ系
  • きくらげ
  • 椎茸
  • しめじ
  • 舞茸
  • えのき
野菜系
  • 人参
  • じゃがいも
  • 白菜
  • レタス
  • 青菜
  • 春菊
  • 海藻
豆腐・こんにゃく系
  • 豆腐
  • 干豆腐(平たい麺のような豆腐)
  • 高野豆腐
  • 湯葉
  • しらたき

お肉やエビ、野菜などを串に刺して提供するお店もあります。その時はそのまま串を鍋に放り込んでください。

食べる順番について

中国の友達数人に火鍋を食べる順番についてどう考えているか訊いてみました。本場中国の人は火鍋を食べる時に肉を先に食べ、その次に野菜を食べるそうです。そして最後に麺をスープに入れて食べる。〆の麺ですね。この順番の人が多いようです。
これには理由があります。まず肉をスープの中に入れることで肉から旨味成分が鍋に溶け出すからです。スープに肉から出た旨味成分が溶け込んだところに野菜や麺を絡ませるイメージです。しかし、中国でも人それぞれで好きな時に好きなものを食うという人もいます。まあ、それで良いんじゃないかなと個人的には思います。肩肘張らずに食べていきましょう。火鍋奉行になりたい方はこの具材を食べる順番を意識しても良いかもしれませんね。
ちなみに魅力技研は先にきのこ類を鍋に入れることが多いです。肉を先に入れるのと同じで出汁が出るので。きくらげや椎茸などを先に入れます。トロトロに煮込んだきくらげ美味しいです。

火鍋でお肉を食べる時に僕のお勧めは羊肉です。辛い麻辣味のスープに絡んだ甘みと旨味か強い羊肉がお勧めです。逆に僕があまり食べないのは加工肉。ソーセージやカマボコのような練り物です。理由はモノによって当たり外れがあるからです。でもせっかくだから好きな具材を食べて欲しいし、色々試して新しいお気に入りを見つけるのも良いと思います。僕は断固練り物を食べませんけど。

カボチャやジャガイモなど熱が通りにくそうなものは先に入れておくとスムーズに食べていけます。そして火が通ったら取り出して食べます。鍋から具材を取り出した直後はかなり具材が熱いので、火傷に気をつけてください。

肉は薄くスライスされて提供されることが多いです。だから日本のしゃぶしゃぶの様に箸を揺らししゃぶしゃぶするもよし、鍋の中で少し放置するもよし。その間に会話をするのはいかがでしょうか。食あたりを防ぐためにも生煮えじゃないことを確認して食べてください。生は駄目です。

あとお店によってはスイカやライチなどの果物を置いてあることもあります。それは生で食べます!スイカを辛いスープの中に入れて食べるなんて。。。もしこの記事を読みながら火鍋を食べている方の中でスイカをしゃぶしゃぶしている方がいたら、見なかったことにしておきます。
果物は辛いモノを立て続けに食べている時の箸休め的なものです。火鍋に入れてしまった時は、早めに取り出してあげましょう。そしてあたかも当たり前の様に食べて。それで誤魔化しましょう。果物の他にもかき氷やパンを提供するお店などがこれ前で行ったお店にはありました。

〆の麺について

そして〆の麺についてお店によって異なるのですが、複数の麺を用意しているお店があります。例えば、乾麺タイプのラーメンや平たい麺。その他にも辛ラーメンの袋を置いてあるお店もあったりします。肉や野菜を食べ終え旨味が溶け込んだスープに麺を吸わせるかのように投入して普段のインスタントラメーンを調理する時のように柔らかくなったら食べてください。

要素3:つけダレ(調味料)

最後につけダレ(調味料)。こちらもお店によって異なるのですが、お店が作ってくれたつけダレを運んでくるお店もありますし、店内に調味料が一角に置いてあり、自分好みのタレを調合することができるお店もあります。魅力技研がおすすめするのは自分でタレを作れるお店。そして、このつけダレの調合が上手くいくか否かで幸せな火鍋タイムを送れるか否かが決まるといっても過言ではありません。
調味料コーナーにおいてある調味料のラインナップはお店によって多少異なります。お店によっては使いたい調味料が置いてなくて、「いつもの味が出せない」なんてことがおきることもあります。
置いてある調味料の例を挙げると、醤油、黒酢、砂糖、旨味調味料、ごま油、魚醤、赤唐辛子、にんにくや生姜をすり潰したもの、胡麻のペースト、ニラのペースト、腐乳、砕いた落花生、パクチー、オイスターソース、ネギ、胡麻などです。

僕は大体ごま油、ニンニク、唐辛子、醤油、ネギ、砂糖、腐乳でタレを作ります。ごま油をベースにし醤油は香りがつく程度、腐乳はしょっぱいので少しだけ入れる。ニンニクは沢山入れましょう。匂い?、火鍋を前にニンニクの匂いなんて遠慮しなくていいんです。美味しさを追求しましょう。ごま油か胡麻のペーストをベースに他の調味料を足していけば大きな失敗はしないかと思います。

それにこのつけダレでも一緒に食べる人との間にコミュニケーションが生まれますよね。「それ何味?」とか。「一緒につけダレ作りに行こうよ」とか。

今回紹介した調合の他にも美味しい組み合わせは沢山あります。沢山試して皆様のお口に合うタレを作ってください。

素敵な火鍋タイムをお送りください!

ここまでスープと具材とつけダレに分けて説明を行なってきました。この記事が皆様の素敵な火鍋タイムを送るための一助となればと思います。

あ、最後になりますがエプロンをできればお店の方に用意してもらってください。具材をブクブク沸騰したスープの中に投入するので、思わずスープがあなたのお気に入りの洋服に跳ねるかもしれません。お気をつけて。

お気に入りのスープ、つけダレを見つけたあなたは無敵です。そして火鍋が好きになっているはず。
それでは火鍋のお店で会いましょう。バイバイ。

おまけ:1人でも火鍋?麻辣湯もおすすめです。

一緒に火鍋に行く友達が見つからない?でしたら麻辣湯もおすすめですよ。